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2022.06.25
2022/6/25 リソルグループ、ゴルフ場事業で所有・運営が入れ替え

リソルホールディングス㈱(東京都新宿区)は、6月29日開催予定の定時株主総会及び取締役会において、代表取締役及び役員を異動する。
代表取締役社長・執行役員には大澤勝氏(現取締役総務・経理担当、お客様相談室長)、平田秀明代表取締役会長・会長執行役員は取締役会長・会長執行役員に就任する。今泉芳親代表取締役社長・社長執行役員は退任となり、引き続きグループ会社のリソル㈱取締役会長を務める。
異動の理由は「急速に事業環境が変化する中で新たな課題に迅速かつ柔軟に対応すべく、また今後の事業展開を見据え、役員体制の若返りによる経営体制の強化を図るもの」と説明している。

同グループでは、ゴルフ場やホテルの運営事業、再生エネルギー事業、リソルの森(CCRC)事業等を行っているが、改めてゴルフ事業の内容を確認すると、直近で入れ替えが実施されていることもわかった。
2011年の民事再生手続き認可で間接株主会員制となった唐津ゴルフ倶楽部(18ホール、佐賀県唐津市)の運営をリソルグループが受託して行っていたが、旧・所有会社の吸収分割で旧商号と同じ㈱唐津ゴルフ倶楽部が事業を引き継ぎ、昨年10月1日からリソルグループの保有・運営となった。
同グループには、昨年4月1日に木更津東CC(18ホール、旧・亀山湖CC、千葉県君津市)がグループ入りしていたが、その一方で高松CC城山コース(18ホール、香川県坂出市、経営=高松カントリー倶楽部㈱)がすでにグループを4年近く前に離れ、韓国系(栃木のGCゴールデンウッドと同系)にオーナーが交代している。
さらに運営ゴルフ場についても変更があり、リソルグループで様々なイベント、企画等を行っていた作州武蔵カントリー倶楽部(27ホール、昭和50年開場、岡山県美作市)は5月31日をもってリソルグループの運営が終了、6月からは元々の所有会社であるハリマ化成商事㈱(大阪市)の運営となったが、同ゴルフ場では「従来の運営方針と変わらない」という。

なお、他に運営受託中なのは相生CC(18ホール、兵庫県)のみとなり、現在のリソルグループの所有は11コース(真名CCは2コースでカウント)、運営コースは受託1コース含めて12コースとなっている。

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※「ゴルフ特信」第6803号より一部抜粋

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