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2022.04.14
2022/4/14 1人予約ランドの㈱バリューゴルフ、ゴルフ事業活況

1人予約ランドなどを展開する㈱バリューゴルフ(水口通夫社長、東京都)は、3月14日に2022年1月期の連結業績を発表した。
同期(2021年2月1日~2022年1月31日)の連結業績は、売上高46億85百万円(前年同期比4・8%増)だが、営業利益は2億26百万円(146・9%増)、経常利益2億13百万円(115・5%増)で、親会社株主に帰属する当期純利益は1億47百万円の利益(32百万円の損失)となった。前期のセグメント別では、ゴルフ事業の売上高は前期比6・3%増の38億15百万円で営業利益は15・9%増の5億71百万円、トラベル事業の売上高は0・5%減の8億39百万円、営業損失は74万円の損失(前年約84百万円の損失)だった。

経営成績等の概況については、COVID-19感染拡大防止のため、大人数が集まるようなコンペ企画等は控える傾向が続いているが、ゴルフが感染リスクの少ないレジャーであることが認知されたことにより、個人を中心とした少人数での活発な利用が下支えとなり、ゴルフ場は活況を呈しているという。トラベル事業は年間を通じてほとんどの期間が緊急事態宣言及びまん延防止等重点措置の発令下となり、非常に厳しい経営環境が続いたとしている。
今後については、ゴルフ場事業において『ズバッとプラン』サービスの提供を今年2月9日に開始したと報告。直前の空きプレー枠をゴルフ場から安価に提供してもらい、主力サービス「1人予約ランド」の会員に販売するもので、ユーザーのプレー履歴や行動特性等から角度の高いユーザーに直接リーチし、ゴルフ場はプレー日直前の予約を獲得し、機会損失を解消できるというゴルフ場・ユーザー・同社の3方にメリットがあるビジネスモデルとしている。並行して複合ゴルフ施設『バリューゴルフ大崎』をモデルとした多店舗展開や、ECサービスにおけるプライベートブランド商品の拡充。またトラベル事業でも独自の旅行予約サイトでの旅行プラン拡充や、ゴルフ事業との横展開したサービスの提供に注力するとしている。
これらを踏まえ2023年1月期の業績は売上高58億円(23・8%増)、営業利益3億円(32・7%増)、経常利益2億90百万円(35・7%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は2億円(35・6%増)と増収増益の予想という。

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※「ゴルフ特信」第6776号より一部抜粋

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