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2022.03.02
2022/3/2 高麗川カントリー倶楽部(埼玉)日高市と包括連携協力

地域に貢献するため災害時にゴルフ場施設を提供する協定を自治体と結ぶゴルフ場も増えているが、昭和47年10月開場の高麗川カントリー倶楽部(18ホール、埼玉県日高市)は、昨年12月6日に日高市と包括連携協力に関する基本協定を締結したのを受けて、2月9、15、16日の3日間、日高市民に限定した「市民開放デー」を実施する。
プレー料金は1万1500円(消費税・利用税込み、キャディ付き、食事別)の特別料金で、プレーヤー全員が日高市民であることが条件。プレーするにあたっては、高麗川CCの規則遵守と高麗川CCホームページ内にある「ご来場の皆様へのお願い」の服装基準(ドレスコード)およびご利用約款をご覧くださいと案内している。

申し込み及び利用方法は、ゴルフ場に直接電話で「日高市民開放デー」利用の旨を告げて申し込み、遅くともプレー前日までに、代表者と同伴者全員の氏名・住所・連絡先を電話もしくはファックスでゴルフ場に連絡する。プレー当日チェックインの際に、「日高市民開放デー」利用の旨を告げ、全員の住所が確認できる証明書(例=運転免許証・健康保険証等)を提示してチェックイン(1組4名で申し込み、3名の場合は追加料金1100円)などとなっている。
同倶楽部経営の㈱高麗川カントリー倶楽部が日高市と結んだ包括連携協力に関する基本協定は、昨年12月6日に日高市役所2階庁議室において締結したことを日高市のホームページでも紹介している。

そこでは目的として、〝市と㈱高麗川カントリー倶楽部が連携協力のもと、互いに協働し、市民の安心安全の確保および健康づくりに対する機会を提供し、郷土愛の醸成と人づくりに寄与するとともに健康寿命の延伸を目的としています〟とし、協定内容は〝災害時における市民への支援、健康・福祉の増進、スポーツ振興、地域の活性化、その他市と㈱高麗川カントリー倶楽部が協議して必要と認める事項〟それぞれに関することとなっている。
日高市政策秘書課(企画調整担当)では、「地域に寄与するためとして市民の健康増進と災害時のクラブハウス内施設への避難やお風呂等の提供を申し出ていただきました」と話しており、市民への開放も2月だけでなく、4月以降も予定されているという。
埼玉県は県民ゴルフデー等で地元開放の企画もあるが、同CCのような取組みはより地元密着度が高まりそうだ。

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※「ゴルフ特信」第6760号より一部抜粋

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