一季出版株式会社

2022.01.23
2022/1/23 用品市場は、若年層中心に新規参入者増加が活況後押し

コロナ禍におけるゴルフ参加者増加を追い風に、ゴルフ用品市場、とりわけアパレルが活況を呈している。
㈱矢野経済研究所調べの「スポーツアパレル市場に関する調査」で、2021年のスポーツアパレルのカテゴリーのうちゴルフウェアが、トレーニングウェアやアウトドアウェアなどを差し置いて、唯一コロナ前の水準を上回る見込み。この背景には、若年齢層を中心に新規参入ゴルファー増加が後押ししているという。

ゴルフに新規に参入する場合、アパレルはもちろん、ゴルフクラブやボールなどのギアを購入するためのキッカケになるのが、プロゴルファーの存在だ。
昨年のプロゴルフ界は、4月に松山英樹プロがアジア人初のマスターズ優勝を果たし、6月に笹生優花プロが全米女子オープンを制覇、8月に稲見萌寧プロが東京五輪女子ゴルフで銀メダルを獲得と、ビッグニュースが続いた。
国内外で日本のプロ、アマ選手が活躍し、ゴルフ界をさらに盛り上げた。活況を示す今こそ、業界が連携してゴルフ産業を盛り上げる、より良き業界を目指したいところだ。

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※「ゴルフ特信」第6746号より一部抜粋

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