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2021.12.09
2021/12/9 9月家計調査、プレー消費は大幅減も用具支出大幅増

総務省統計局がまとめた2021年9月の「家計調査」(家計収支編)によると、二人以上世帯の世帯収入(勤労者世帯)は前年同月比2・7%増加(実質2・5%増)だったが、消費支出は1・7%減少(実質1・9%減)と落ち込んだ。
昨年はGoToキャンペーンなどあった一方で、今年は緊急事態宣言やまん延防止等重点措置が多くの地域で9月末まで続き、消費に影響したとみられる。
ゴルフ関係でみると、二人以上世帯の9月の消費支出は、ゴルフプレー料金の購入頻度が100世帯当たり12回で前年同月比1回、7・7%減、1世帯当たり支出平均は644円で23・2%減となり、支出平均は2カ月連続で20%を超える大幅減となった。また9月のゴルフ用具の購入頻度では、100世帯当たり1回で前年同月と同、1世帯当たりの支出平均は181円で126・3%の大幅増となった。

9月のゴルフ関係消費を世代別にみると、ゴルフプレー料金の頻度は60代が24回(前年同月は20回)で最多となり、次いで70歳以上12回(19回)、50代11回(9回)と60代と50代が増加した一方で70歳以上は36・8%減少した。40代は4回(5回)、30代3回(5回)、29歳以下1回(0回)と29歳以下以外は減少も目立った。
9月のプレー料金支出額では60代が1393円(2・2%減)で前年同月より落ち込むも相変わらず強く、次は70歳以上648円(43・8%減)、50代585円(5・0%増)、40代207円(13・8%減)、30代159円(42・8%減)となり、29歳以下は23円(71・3%減)となった。

1~9月を単純集計した前年同期との増減率では平均がプレー料金の頻度で8・1%増だったが、料金支出は2カ月連続の減少も影響し5・1%減とマイナスに転落した。世代別では29歳以下に次いで50代、60代が増加し、40代はマイナスに転換した。2019年同期と比べると、29歳以下が圧倒的に増加しており、唯一のプラス世代となった。50代が今年伸びているのは昨年のコロナ禍で大幅に減少した反動と見られる。全国のゴルフ場入場者数は今年春先で爆発的な反動増となった後、8月に大幅減少した以外は堅調に推移しているが、アクティブな70歳以上がここにきて大幅減少を続けているのは気になるところ。もし緊急事態宣言解除後の10月も同様なマイナスが続くようなら本格的に下降局面に入っている可能性もあり注意が必要だろう。
また、9月のゴルフ用具では20代が頻度で断トツの6回(前年同期は0回)、支出は308円(値なし)となり、1~9月の頻度、支出は桁違いの増加率となった。それ以外でも50代が頻度2回で支出金額132円(915・4%増)、60代が2回で325円(235・1%増)、40代1回で332円(1343・5%増)、30代0回34円(88・9%増)、70歳以上1回で74円(51・9%減)となり、頻度で増えたのは50代だけだが、支出額で減少したのは70歳以上だけとなっている。

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※「ゴルフ特信」第6726号より一部抜粋

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