一季出版株式会社

2021.12.04
2021/12/4 SGST、配膳ロボットを正式に2ゴルフ場へ導入

IoT・AIソリューション開発の㈱SGST(小鹿泰光代表取締役、東京都港区)は、国内18カ所にゴルフ場を有するシャトレーゼグループ(㈱シャトレーゼホールディングス、本社=甲府市)の富士見ケ丘CC(18ホール、静岡県清水市)と、都留CC(27ホール、山梨県都留市)の2カ所にゴルフ場では日本初となるレストラン内の配膳・下げ膳をメインとしたロボットを導入し、同時に稼働を開始したと発表した。
同社は、新型コロナウイルス対応として飲食店、レジャー施設、医療機関向けにロボットによる非接触サービス化の展開を進めているところで、配膳ロボット提供先としてはいち早くゴルフ場向けの実証実験に取り組み、都留CCでは8月30日~9月1日、富士見ケ丘CCは10月5~8日にかけて実証実験を行ったという。

実証実験は、千葉県のゴルフ場で行ったレストラン内の配膳・下げ膳をメインとしてロボットの利用がサービスの向上に繋がるどうかを検証するための実証実験(POC)で、富士見ケ丘CCでは運営が効率化し、サービス向上にもつながるとの反応、都留CCではネコの顔の表情や音声がかわいらしく、お客様の満足度が向上したなどの反応があったという。
導入したのは、4層構造の大型トレイが搭載できるネコ型ロボット(BellaBot)と、2層構造ながら広告ディスプレイ(サイネージ)で受付機能の付いた小型のサービスロボットのKettyBotで、ゴルフ場の要望から各1台を納入したという。価格はオープン価格だが、平均して30%のコストカットが可能と説明している。

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※「ゴルフ特信」第6722号より一部抜粋

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