コロナ禍でゴルフ練習場に若い人が増えており、ゴルフ場としてもゴルファーとして呼び込みたいところではあるが、マナーやプレー進行の面で一般営業日に若い人が増えるのは悩ましいところ。
そこにあって、会員制の浜松シーサイドゴルフクラブ（18ホール、静岡県磐田市）は、〝ゴルフを始めたい方やまだコースに出たことのないあなたに、浜松シーサイドゴルフクラブスタッフがコースデビューするまでのお手伝いをさせて頂きます〟〝ぜひ、この機会にゴルフの楽しさや知識、マナーを学んでみませんか？〟として７月から毎週日曜日に〝初心者ゴルフ入門〟を開始すると案内した。
対象年齢は19歳～30歳までの男女と、まさに練習場で利用者が増えている世代。同ＧＣの練習場にて午前10時から12時までの２時間、ゴルフのボールを実際に打ちながらゴルフを学ぶ。体験料金は１回２０００円（練習場使用料・ボール代１００球程度・税込）。特典として、体験３回目に同クラブの本コースを午後１時30分から１ホール、５回目に３ホール回れる体験プレー付き。１回当たりの定員は４名としている。持ち物や服装は、ゴルフクラブ、ゴルフシューズ（運動靴）、ゴルフができる服装（ホームページのドレスコード参照）とし、飲食の持ち込み禁止となっている。

随行するスタッフは、プロやインストラクターではないとはいえ、ゴルフ場としては日曜日の忙しい時間にスタッフが対応するのは利益度外視の企画に違いないが、若いゴルファー予備軍を今の時期に育てないと、時期を失ってしまう危機感もあるようだ。
また同ＧＣでは満19歳～29歳までの若い人を対象に「パインレイククラブ」の年間会員（年会費１万円、プレー料金は平日１万２０００円、土・日祝日１万５０００円）を今春から募集しており、まだそれほど入会者は少ないというが、〝初心者ゴルフ入門〟卒業後の受け皿も組織している。

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※「ゴルフ特信」第６６７７号より一部抜粋