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2020.09.03
2020/9/3 東北地区上半期入場者、前年比10・29%の減少

東北ゴルフ連盟(TGA)は、令和2年上半期(1~6月)の入場者状況をこのほどまとめた。
それによると、TGAに加盟する6県104倶楽部の延べ入場者は117万7114人を数え、前年同期の132万1465人に比べ14万4351人、率にして10・92%の減少を記録した。平成30年同期(4・19%減)以来2年ぶりのマイナスとなっている。また、1倶楽部平均入場者数は1万1318人で、前年同期比1388人減少している。

県別の延べ入場者状況は軒並み前年を下回っており、最も減少率が低かった岩手県(加盟18倶楽部)でも延べ入場者数16万3457にんで前年同期比6・78%の減少となり、以下、秋田県(14倶楽部)10万9821人で9・42%減、山形県(10倶楽部)8万4147人で9・56%減、宮城県(27倶楽部)41万1289人で9・60%減、青森県(11倶楽部)8万6184人で12・05%減、福島県(24倶楽部)32万2216人で14・56%減と続いている。
東北地区の上半期は、1月、2月と暖冬で前年同月に比べ20%を超える増加を記録、3月も8・75%増と好調に推移していた。ところが4月になると新型コロナに伴う緊急事態宣言の発出があり28・97%減となり、3月までの状況から一変した。5月も23・22%減と大きく落ち込んだ。

6月は、5月下旬に緊急事態が解除されたことから客足が戻り始め、6県トータル9・77%減と依然マイナスながら、4、5月の状況からは回復傾向にある。

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※「ゴルフ特信」第6534号より一部抜粋

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