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2020.06.28
2020/6/28 北海道~中部地区4月入場者、新型コロナで計33%減に

北海道から中部地区までの4月入場者状況が、ゴルフ団体及びゴルフ誌の調べで明らかになり、新型コロナウイルスの影響により各地区で大きな落込みをみせている。
北から順にみると、北海道(北海道ゴルフリポート調べ、106コース)が延べ入場者数17万1376人で前年同月に比べ19・15%の減少、東北地区(TGA調べ、104コース)が19万8791人で28・97%の減少、栃木、東京、山梨3都県(栃木県ゴルフ場協議会調べ、東京都支配人会調べ、山梨県支配人会調べ、計156コース)が34万1125人で41・76%の減少、中部地区(CGA調べ、202コース)54万3280人で32・58%の減少と、いずれも2桁の大幅減少となった。

北海道から中部地区までのトータルは、入場者が568コースで125万4572人を数え、前年同月の188万3341人に比べ62万8769人、33・39%の減少となっている。
都道県別では、東京都が4コースの営業自粛もあったことから前年同月比50・46%減と半減し、福井県48・70%減、長野県47・79%減、石川県41・12%減、栃木県40・98%減と4県で40%超減少、山梨県など計6県で30%超減少、静岡県など計4県で20%超減少、岩手県など計3道県で19%超減少となった。

また、1~4月累計は入場者数が568コースで469万6740人。前年同期の514万4801人に比べ44万8061人、率にして8・71%減少した。1~3月累計の4・07%減から3・74ポイントの悪化となっている。
 4月は、新型コロナウイルス感染拡大による緊急事態宣言が発出され、各自治体から不要不急な外出自粛の要請があるなどでゴルフ場入場者に大きな影響が出た。例年ならば本格的なゴルフシーズンを迎え、ゴールデンウイーク(GW)には多くのゴルファーに賑わいをみせるところだが、今年は新型コロナウイルスという思わぬ逆風が吹いた。

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※「ゴルフ特信」第6510号より一部抜粋

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