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2020.05.28
2020/5/28 嘉瀬川リバーサイド、地元の大洋建設に事業者決定

一般財団法人・嘉瀬川水辺環境整備センターは佐賀県庁河川砂防課内を窓口にして、営業を休止している嘉瀬川リバーサイドゴルフ場(9H、佐賀県)の管理運営事業者の募集を行い、結果を発表した。
3月18日に管理運営事業者を選定し、応募があった㈱大洋建設(糸山博幸代表取締役、佐賀市)を受託者として決定し、令和2年3月30日付けで委託契約を締結した。委託期間は令和2年4月1日から3年12月31日までで、同財団が国から受けている河川の占用許可期間が、令和3年12月31日までとなっているためと補足説明している。

管理運営事業者の公募・選定経緯については、今年2月12日から3月3日にかけて募集要項を配布、応募説明会・現地見学会、質疑受付などを経て応募受付(2月28日~3月13日)を行った。
嘉瀬川リバーサイドゴルフ場のオープン日は、運営体制及びコース整備等が必要なため、現時点では未定としている。㈱大洋建設でも、自社ホームページで〝管理運営を受託させていただきましたが、現在のところオープン日等は未定です。〟と報告している。大洋建設は昭和36年創業の土木・建築請負、施工、監理の会社。

同ゴルフ場は、一昨年7月の西日本豪雨でコースが全面冠水し、財団からの補助も含めて復旧したが、昨年8月末の大雨(佐賀豪雨)でも再び冠水し営業休止となった。その後復旧作業を行いプレーできる状態に戻ったが、管理運営を受託していた富士観光開発㈱(県内でフジCCを経営)は契約期日が残っていたものの度重なる災害に運営を撤退していた。

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※「ゴルフ特信」第6497号より一部抜粋

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