一季出版株式会社

2020.05.04
2020/5/4 PGMグループ、新型コロナ対策をまとめて公表

ゴルフ場運営のPGMグループは、新型コロナウイルスの影響によるゴルフ場の対応として、売上強化策に取り組んでいることを明らかにした。
3月12日時点でのまとめではゴルフ場の予約状況は3、4月は若干芳しくない状況で5月度は前年度並みという。運営ゴルフ場ではコロナの影響で、コンペ(3組~)のキャンセルが数多く発生し、傾向としては会社主催のコンペが多く見受けられるという。

同グループはコロナ対策の売上強化策として、感染リスクの少ない1ラウンドスループレー枠の設定を増やす方針で、グループウェブページにて特集し、約100コースでスループレー枠を公開した。加えて、小規模のコンペ(2組6名以上)を誘致するために、キャンペーン(Web1000ポイントプレゼント)を開始したという。

新型コロナウイルス感染拡大防止のための安全対策としては、グループホームページ内で「新型コロナウイルス感染症等への対策について」を告知した他、全ゴルフ場にて見やすいようにポップにて消毒と注意喚起をお願いし、従業員への衛生対策、マスク着用の励行、手洗い(こまめに石鹸やアルコール消毒液などで手洗い)、咳エチケット(マスク着用、ティッシュなどで口と鼻を覆う)、健康管理の注意点の通知、感染が疑われる場合の対応等の通知を行っているという。
運営面ではグループ16コースで提供していたビュッフェスタイルの朝食・昼食は3月4日までに基本コースで中止し、個別対応に変更した(一部、スタッフが盛り付ける場合あり)。またサラダバーも同時に中止。ビュッフェ再開は未定としている。

一方、イベント関係では特別協賛しているPGM世界ジュニアゴルフ選手権日本代表選抜大会の中止(3月3日に主催者が決定)で2月29日から4月19日までの東日本大会5会場、西日本3会場での開催が中止となった。また高校ゴルフ連盟主催の春の大会(3月24~26日、滋賀ゴルフ倶楽部)が中止(3月2日に主催者決定)。
その他、各ゴルフ場では月例、競技会の表彰式を縮小するケースがあるとしている。

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※「ゴルフ特信」第6489号より一部抜粋

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