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2020.03.29
2020/3/29 ゴルフ場防技研、カタビラや働き方改革が話題に

ゴルフ場防除技術研究会(神奈川県相模原市)は、2月12日にホテルグランドアーク半蔵門で2020年度第1回研究会を開いた。
2019年度の事業、決算報告と今年度の事業計画と収支予算を審議・承認。今年は東京五輪の開催年でもあり、8月に行っていた2日間の防除技術研究会は7月15日の1日開催に決まった。役員改選では小林由幸会長、中下昭信、鈴木譲平両副会長が続投となった。

情報交換会は正会員の幹事会社各社が、今年の見通しや市場動向、昨秋から問題となった雑草病害虫、請負・外注化の傾向と今後をテーマに報告し、意見交換を行った。
暖冬で平均気温が上昇し、1月からスズメノカタビラの成長が早いことや、働き方改革での有給休暇の消化、時間管理と人手不足問題、それにゴルファーの高齢化による市場縮小、新型コロナウイルスへの懸念が話題となった。前年に話題となったドローンでのコース管理への期待や影響を取り上げる意見もあった。
講演はJIRAC(殺虫剤抵抗性対策委員会日本支部)メンバーの島克弥氏(エフエムシー・ケミカルズ㈱)が「芝地における殺虫剤抵抗性管理を考える」として、農業分野等を参考に殺虫剤抵抗性管理について解説した。

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※「ゴルフ特信」第6477号より一部抜粋

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