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2020.02.05
2020/2/5 アコーディアゴルフトラスト、資産買取提案はアコーディアからと

シンガポール証券取引所において上場するアコーディア・ゴルフ・トラスト(AGT)及び同トラスト受託管理会社では、ゴルフ場資産等の買収提案を受けていることを明らかにしていた(昨年11月28日付け、12月17日付け)が、12月20日付けで追加の「お知らせ」を行い、この提案がアコーディアからのものであることを明らかにした。

発表によると〝アコーディア〟と㈱アコーディア・ゴルフを略して表現しており、現時点でAGTの発行済全ユニットの28・85%、トラスティ・マネジャーの会社株式の49%を各々保有しているため、両社に対する実質的な支配株主であり、このことからアコーディアはシンガポール証券取引所の上場マニュアル上、AGTの利害関係人としている。

また本提案ではAGTの全てのゴルフ場(89ゴルフ場)に及ぶAGTの出資持分の売却(以下、「売却」)に関し、対価として631億67百万円(全ゴルフ場を保有する持株会社の債務の引き受けを含む)の金額が示唆されたという。
ただし、同トラスト受託管理会社では、売却の条件等については未だ正式には交渉を開始しておらず、何らの合意にも達していないと表明、またAGTの上場廃止のためアコーディアによる自社保有外のユニットに対するTOBを含むスキームであるという認識もしていないとしている。
いずれにしても、重要な進展があった場合には関連の公表を行うとしている。同管理会社では本提案の評価業務等を担う共同財務アドバイザーとして、大和証券系のシンガポール法人等を任命したと報告している。

AGTに出資もしているMBKパートナーズの子会社の㈱アコーディア・ゴルフでは「現時点で発表された以外の内容はわからない」としている。

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※「ゴルフ特信」第6461号より一部抜粋

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