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2019.11.10
2019/11/10 サンコー72(群馬)一部閉鎖し、12月16日から36H体制

群馬県の大型ゴルフ場・サンコー72カントリークラブ(昭和47年開場、54コース、高崎市)がコースの一部を閉鎖し、運営の効率化のため12月16日より現在の54ホールから36ホール体制へと変更する。
閉鎖するコース及び営業終了日は、西コースの吉井コース(9ホール)が11月10日、ショートコース(同)が11月30日、東コースの妙義コース(同)が12月15日。平成28年から休止している観音コース(9ホール)はそのまま閉鎖となり、西コースのクラブハウスについても12月15日をもって閉鎖するとしている。
12月16日から36ホール体制となるが、それに伴い営業形態も変わる。

東・西コースの副名称をそれぞれOUTコース、INコースに変更するほか、東コースではコースの入替えと一部ホールの組替えを行うとしている。
西コースは、岩平コースがOUTコース(9ホール)に、高崎コースがINコース(同)になる。
東コースは、OUTコースが榛名1、9番と赤城2~8番の計9ホールになり、そのうち赤城の3番ミドルをショートに、赤城の4番ミドルと5番ショートを合わせてロングにする。INコースが妙義の1、9番ホールと榛名の2~8番ホールの計9ホールになる。ちなみに、赤城1番ホールは練習場として活用するとしている。
また西コースの運用方法も12月16日から変わり、西コースへの移動方法がバスから乗用カートに変更するとともに、昼食は東コースのクラブハウスへワゴン車で移動となる。乗用カートで西コースまでの所要時間は6~7分程度。

同クラブによると、新・東コースは距離がありアスリート向け、新・西コースはフラットな造りから女性やシルバー向けと、コースの特色がより明確になるとしている。来年4月には、GPSナビゲーションの導入も予定している。
同クラブは昭和47年9月にサンコーカントリークラブの名称で開場。平成5年に増設9ホールを観音コースの名称でオープン、同コースとショートコースを加えトータル72ホールになったことからクラブ名を現名称に変更している。

一方、閉鎖したコース用地についてはメガソーラーに転用する予定で、同クラブ側は用地を賃貸するのみとしている。メガソーラーの準備工事はすでに始まっているが、令和2年1月から本格工事に着手し、同年夏に完成する予定という。

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※「ゴルフ特信」第6429号より一部抜粋

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