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2019.05.02
2019/5/2 2019年日本芝草学会春季大会、6月に山梨で開催

日本芝草学会(東京都台東区)は2019年春季大会を6月14日から16日までの3日間、山梨大学甲府キャンパス(JR中央本線甲府駅北口より徒歩10分)で開催する。大会運営委員長は加藤朋之山梨大学教育学部准教授で15日に行われるシンポジウムテーマは「ハイブリッド芝」となっている。

開催日程は、6月14日にサッカー・ラグビー場等の現地見学会、15日に部会(ゴルフ場部会、校庭芝生部会、公園緑地部会、グラウンドカバープランツ緑化部会)、総会、受賞者講演、シンポジウム、情報交換会、16日に研究発表、ポスター発表、資材展示となっている。事務局は教育学部加藤朋之研究室内。
同学会のゴルフ場部会によると、加藤准教授は教育学部ではスポーツに関するテーマで教鞭をとり、女子サッカー部監督も務めている。今回の芝草学会では、ゴルフ場分野、サッカー分野を含むグラウンド分野、また公園緑地・グランドカバープランツを含む様々な分野の芝生管理者との情報共有を目指し、各分野の芝草管理情報を共有し、課題解決に繋がる大会を目指しているという。

また14日のゴルフ場部会現地見学会はメイプルポイントGCを視察し、ラウンド後の情報交換会では、同GCグリーンキーパーから〝冬季グリーン保温のため電熱線を埋設したグリーンの効果〟の話題提供と、参加者の意見交換を行う予定。15日午前中のゴルフ場部会は〝ニューベントグラスの管理上の問題点〟と題し、話題提供並びに意見交換を行う予定で、同部会では今一度全国からの参加者の声をまとめて、日本におけるニューベントグラスの管理上の問題点を整理し、より良い管理に繋げていきたいと話している。
午後のシンポジウムはサッカースタジアムで近年採用されているハイブリッド芝について学ぶ予定。
16日は33件の口頭発表が行われるという。

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※「ゴルフ特信」第6359号より一部抜粋

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