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2018.11.24
2018/11/24  アコーディア、ラビーム白浜ゴルフクラブ(和歌山)を売却

㈱アコーディア・ゴルフ(田代祐子代表取締役社長、東京都品川区)は11月1日付けで、子会社のアコーディアAH02㈱の子会社で、孫会社にあたる㈱ラビーム白浜ゴルフクラブの発行済み株式すべてを譲渡したと発表した。
 同社は9月26日付け官報でラビーム白浜ゴルフクラブ(18ホール、和歌山県西牟婁郡)におけるゴルフ場運営事業を新設分割により新設する㈱ラビーム白浜ゴルフクラブ(東京都品川区)に対して権利義務を承継させることにしたと公告していた。

 同社では株式譲渡の理由としては、同ゴルフ場の収益実績および将来の収益計画やゴルフ場のポートフォリオ戦略などを慎重に検討した結果としている。グループ離脱に伴い、「ACCORDIA GOLFポイントプログラム」は同GCでは利用できなくなった。
 また同社は株式の売却先については開示していないが、同社広報では「会員の預託金、プレー権も含めすべて従来条件で継承した」と説明、ゴルフ場が太陽光発電事業に転業される観測については「向こう1年間はゴルフ場として営業する」との条件だとしている。

 同GCの経営は11月1日から㈱ラビーム白浜ゴルフクラブ(資本金1000万円)に移管されており、出資先等の詳細はまだ不明だが、ゴルフ場によると遠山親氏が代表取締役兼支配人としてゴルフ場名も変えずに営業を続けている。ゴルフ場としての営業は来年一杯が有力のようで、会員権の名変受付は止める方針だが、退会会員については預託金返還に応じるようだ。
 ちなみに、同GC内遊休地を利用した太陽光発電事業を、マンション分譲等の㈱タカラレーベン(東京都新宿区)が取得し、7・84MWのメガソーラーを稼働中。ただし、同GC跡地の太陽光発電事業は「他社が行う」と聞いているという。

関連記事:2018/10/12  アコーディア、ラビーム白浜ゴルフクラブ(和歌山)新設分割

※「ゴルフ特信」第6302号より一部抜粋

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