2026.09.09
2026/9/9 飛距離規制、2030年まで変更せずと方針を転換
ゴルフの統括団体であるR&AとUSGAは6月17日、飛距離に関する「ディスタンスインサイトプロジェクト」をめぐる「告知とコメント」を公表するとともに、PGAツアーおよびDPワールドツアーとの「共同声明」を発表した。
ゴルフボールのテスト基準を定める標準総合距離(ODS)の更新テスト方法について、2030年1月まで変更を行わないとする方針を確認した。当初は2028年と2030年の2段階での施行が想定されていたが、産業界からのフィードバックの大多数が単一日程(2030年)での施行を支持したことを受け、この方針へと整理された。
また、統括団体とPGAツアーおよびDPワールドツアーとの協議では、エリートレベルでの飛距離が引き続き増加していくとの認識が共有された。一方、更新されたODSテスト方法では望まれる結果が達成できないかもしれないというツアー側の懸念も示され、ゴルフ市場全体の混乱を最小限に抑えながら将来の飛距離増加ペースにより実質的に影響を与えられる代替方法を再検討する意向で一致したという。
R&Aは過去8年間にわたり飛距離増大の長期的な影響に警鐘を鳴らしてきた経緯があり、今後は各ツアーの個々のメンバーを含む主要な利害関係者と緊密に連携しながら代替策の評価・施行プロセスを進めるとしている。ショットメーキングの重要性を維持しながらエリートゴルフが一次元的になりすぎないよう取り組む姿勢を、4者は共同で確認した。
