2026.08.15
2026/8/15 リゾートトラスト、売上高・利益とも過去最高更新
㈱リゾートトラスト(伏見有貴代表取締役社長執行役員、名古屋市中区)が2026年5月15日に発表した2026年3月期(2025年4月1日~2026年3月31日)の連結決算は、売上高が2630億20百万円(前期比5・5%増)、営業利益が291億61百万円(同10・6%増)、経常利益が292億81百万円(同9・1%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は209億12百万円(同3・8%増)と、いずれも過去最高を更新する増収増益となった。
セグメント別では、会員権事業が売上高955億29百万円(同2・0%増)、セグメント利益255億48百万円(同6・9%減)となった。2025年3月販売開始の「サンクチュアリコート金沢」(「サンクチュアリコート金沢ホテル&ゴルフスパリゾート」2029年3月開業予定)に加え、6月には「サンクチュアリコート淡路島」(ゴルフ場跡地で開発)の会員募集を開始し、会員権販売は好調に推移したものの、前年同期は既存ホテル会員権の販売割合が増えて利益率が高まっていたのに対し、当期は不動産収益の大部分が繰り延べられていることなどから増収減益となった。
ホテルレストラン等事業は、売上高1109億35百万円(同6・7%増)、セグメント利益56億35百万円(同175・0%増)と大幅な増益を記録した。2024年10月に開業した「サンクチュアリコート琵琶湖」の稼働が増収に寄与したほか、運営管理費(年会費)や利用料(室料)などの価格改定により、ベースアップや新規施設開業に備えた人員増等に伴う人件費の増加を吸収した。
メディカル事業は、売上高558億69百万円(同9・5%増)、セグメント利益82億95百万円(同10・5%増)と増収増益で、総合メディカルサポート倶楽部「グランドハイメディック倶楽部」の会員募集が順調に推移し、会員増加に伴う年会費収入等が増加した。一般健診事業の設備拡張や事業所の拡大も貢献した。
2027年3月期の連結業績予想は、売上高が2550億円(前期比3・0%減)、営業利益が310億円(同6・3%増)、経常利益が305億円(同4・2%増)、親会社株主に帰属する当期純利益が210億円(同0・4%増)と減収増益を見込む。
売上高の減収は開業するホテルの物件規模の影響であり、実力ベースでは増収増益で過去最高を更新する見通し。2026年夏ごろに新たな会員制ホテル会員権の販売を予定しているほか、2027年3月には「サンクチュアリコート八ケ岳」が開業を迎え、繰り延べられている不動産収益が一括計上される見込み。
2027年3月期の年間配当金予想は前期から2円増配の年36円(中間18円、期末18円)となり、過去最高を更新する見込みだ。
なお、グループ会員数は約21万人で最多はエクシブの7・7万人、次いでメディカル3・6万人、ゴルフ3万人、ベイコート2・3万人、サンクチュアリコート約2・3万人と続き、販売が活発なサンクチュアリコートやメディカルが伸びていて、ゴルフは47人減などとなっている。
