2026.07.29
2026/7/29 3月家計調査、全体消費減で用品減もプレーは堅調
総務省統計局がまとめた2026年3月の「家計調査」(家計収支編)が先ごろ発表された。
同月の二人以上世帯(勤労者世帯)の消費支出は前年同月比実質2・9%の減少(4カ月連続減少、名目1・3%減少=2カ月連続減少)となり、実収入(二人以上世帯)は前年同月比で実質4・8%の増加(4カ月連続増加、名目6・4%増加=27カ月連続増加)と実質収入が大幅増加するも、実質消費は連続して減少となった。
一方、3月のゴルフ関係消費支出(二人以上世帯)は、ゴルフプレー料金の購入頻度が100世帯当たり14回で前年同月比1回減、1世帯当たり支出平均は910円(2月563円)で前年同月比1・2%減となり、2カ月振りの減少となった。ゴルフ用具の購入頻度は100世帯当たり1回(2月1回)と通常通りで、1世帯当たりの支出平均は124円(148円)で前年同月比28・3%の減少となり、こちらも2カ月振りの減少となった。
世帯主年齢別でみると、ゴルフプレー料金の頻度の最多は60代の28回(前年同月25回)。70歳以上が16回(20回)で続き、以下、30代9回(2回)、29歳以下8回(2回)、40代5回(5回)、50代5回(10回)となった。プレー料金支出額では60代1918円(1285円)、70歳以上948円(1123円)、50代594円(897円)、30代362円(89円)、40代282円(618円)、29歳以下216円(150円)となり、30代や29歳以下の若者が再び活発となり、60代の主力購買層も強かった。ただし、40代や50代、また70歳以上も減少が目立っている。
ゴルフ用具への支出では、頻度は60代が2回(2回)、その他は30代の0を除き1回。支出額では60代が321円(311円)、50代197円(152円)が上位で、29歳以下50円、70歳以上47円など比較的低調だった。
1~3月累計では1月と3月がプレー料金、ゴルフ用具支出とも減少したこともあり、プレー料金支出額では3・6%減とマイナスとなったが主力の60代は23・3%増、30代は125・1%増と活発期に入った年代もあった。ゴルフ用具支出額では60代が783円で13・3%増と好調が続き、40代も175・9%増となったが、その他の年代は70歳以上が43・8%減、29歳以下が72・7%減となるなど低調な年代もあった。
家計収入は増えたものの物価上昇もあり、消費の低迷が目立っており、何を選択するかの選好性が高まっている。その意味で60代の消費が強いのは時間やお金の余裕が生まれた影響や、より健康志向が高まっている傾向からゴルフを消費している可能性が高いと言えそうだ。
