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2026.07.09
2026/7/9 森ビルゴルフリゾート、第55期決算は増収減益

森ビルゴルフリゾート㈱(多田野敬代表取締役、東京都港区)は、第55期(2025年1月1日~12月31日)の有価証券報告書をまとめ、提出した。
同期の経営成績は、売上高が前事業年度比4・3%増の25億3167万円と増収を確保した。一方で利益面については、売上原価や販売管理費全般の節減に努めたものの、人件費および原材料費等の高騰が影響し、経常利益は前年度比48・5%減の2700万円、当期純利益は72・3%減の819・5万円と大幅な減益となった。

施設別の来場者数は、宍戸ヒルズCC(36ホール、茨城県笠間市)が前年度比6・2%減の7万2225名、静ヒルズCC(18ホール、茨城県常陸大宮市)が1・9%減の4万3803名と、いずれも前年を下回った。しかし、適正なプレー料金の維持に加え、コンペ増によるプレー後の飲食の増加、年会費の値上げ等を実施などがあり、売上高全体では前年を上回った。
売上構成の内訳では、年会費収入が前年比48・4%増の3億5665万円、会員登録料収入が24・3%増の1億5955万円と大きく伸長した。一方で、グリーンフィー収入(4億4389万円、前年比2・4%減)や維持費収入(3億2465万円、同5・0%減)、レストラン収入(3億625万円、同6・7%減)などは前年を下回った。

事業の取り組みとして、6月に宍戸ヒルズCC西コースで22回目となる「BMW日本ゴルフツアー選手権森ビルカップ」、10月に静ヒルズCCでJLPGAステップ・アップ・ツアー「ヒルズレディース森ビルカップ」を開催し、大会開催効果により知名度が上がり営業活動に大きく貢献した。設備面では、乗用カートのバッテリーをリチウムイオンバッテリーへ交換したほか、コース内の排水不良箇所の改善など、コンディション整備を継続して来場者の満足度向上に努めた。
サステナビリティへの取り組みでは、環境・社会・人的資本の各面で施策を推進。環境面では両クラブにおいて、ソーラーカーポートによる太陽光発電の自家消費を2023年7月より開始しており、自己消費電力量の30%以上を賄うことを目標としている。EV充電器についても2024年12月に4台、2025年12月に2台増設し、更なる増設も検討している。

人的資本の面では、2023年10月に導入した新人事制度により、業務へのモチベーション向上や適性のある人材の管理職登用など、社内環境の整備と組織強化を図っている。管理職の女性比率は25年12月末現在で23・5%となり、女性管理職の増加を目指すとしている。
財務状況については、資産合計が64億7400万円、負債合計が4億2300万円、純資産合計が60億5100万円となった。自己資本比率は93・4%と高い水準を維持しており、運転資金や設備投資資金については外部からの借入等を行わず、自己資金で賄うことを基本とする健全な体制を継続している。キャッシュ・フローの状況は、営業活動で3億1200万円を獲得し、有形固定資産の取得等による投資活動で1億3400万円を使用、現金及び現金同等物の期末残高は前年より1億7700万円増加し5億100万円となった。

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ゴルフ特信」第7357号より一部抜粋

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