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2026.01.11
2026/1/11 8月家計調査、30代のゴルフ手控え年代が積極消費

総務省統計局がまとめた2025年8月の「家計調査」(家計収支編)が先ごろ発表された。
同月の二人以上世帯(勤労者世帯)の消費支出は前年同月比実質2・3%の増加(4カ月連続増加、名目5・5%増加=20カ月連続増加)となり、実収入(二人以上世帯)は前年同月比で実質3・2%の増加(3カ月振り増加、名目6・0%増加=20カ月連続増加)と物価上昇が続くなか、やっと収入の実質収入が増加し、実質消費も回復した。

8月のゴルフ関係消費支出(二人以上世帯)は、ゴルフプレー料金の購入頻度が100世帯当たり10回(前年同月12回)で16・7%減(4カ月連続減)となったが、1世帯当たり支出平均は825円(712円)で15・9%増となり、プレー料金支出は4カ月振りに増加となった。ゴルフ用具の購入頻度は100世帯当たり1回(同)で、1世帯当たりの支出平均は175円(81円)となり、頻度は8カ月連続同、支出は116・0%の増加と倍増し、2カ月連続の増加となった。
世帯主年齢別でみると、ゴルフプレー料金の頻度の最多は、60代の20回(22回)で以下、29歳以下17回(0回)、70歳以上9回(15回)、50代9回(9回)、40代6回(4回)、30代3回(4回)と29歳以下が大幅伸長した一方、暑さを回避した70歳以上の減少が対照的だった。プレー支出額では60代が25・8%増加の1703円(1354円)、29歳以下が前年同月ゼロからの644円、70歳以上が24・9%減の590円、50代が33・4%増の851円、40代が89・1%増の486円、30代が153・7%増の482円と、30代は頻度、支出額とも最少だが、支出額の増加率が目立ち、今後の増加が見込めそうな年代となった。

ゴルフ用具への支出では、頻度はその30代が4回(前年同月1回)で最も多く、60代の3回(2回)以外の50代と40代は1回で、70歳以上と29歳以下は0回。支出額では30代が1069円で前年同月が30円だったことから3463・3%増と驚異の増加率となった。以下、60代が5・7%増の241円(228円)、50代は19・7%減の49円(61円)、70歳以上200・0%増の45円(15円)、40代60・0%減の42円(105円)、29歳以下に至ってはプレー支出に偏ったのか0円(0円)となった。
今年は国公立高校等の授業料無償化や給与所得の増加が消費面にも現われ、消費の手控えが目立っていた30代のゴルフ消費がついに爆発的に増えた。そもそもコロナ初期でのゴルフ消費増加が最初に目立ったのは30代であった。余裕され生まれれば、ゴルフへの消費は8月にあっても盛り上がる要素があったようだ。

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「ゴルフ特信」第7286号より一部抜粋

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