2025.07.01
2025/7/1 粟賀ゴルフ倶楽部(兵庫)4月から営業体制を一部変更
1975年開場の粟賀ゴルフ倶楽部(18ホール、兵庫県神崎郡)は、4月1日から営業体制を一部変更する。
月曜セルフ営業日はこれまで、1ラウンドスルーでロッカー・お風呂利用不可、ハーフターンの際おにぎり配布として4700円等で営業していたが、4月よりロッカー・お風呂利用不可は変わりないが、ハーフターンで食堂にて昼食提供(限定3品)で4990円に変更した(バック等の運搬・クラブ清掃は従来通りゴルファー自身のセルフ)。
また火曜日~金曜日(GWやお盆等の平日やコンペ時除く)は、4月からOUTスタートからの原則ワンウェイとなり、クラブ清掃・クラブ降ろし等はセルフとなる。
藤田昌晴総支配人は「月曜セルフ営業日は低料金で人気ですが、お米など物価が上がり値上げする必要が出てきて食事付きとして若干値上げ(ただし1000円の補助券付き)。本来ならもっと上げないと収支は合いませんが、反動を和らげるために徐々に値上げします。他の平日の原則ワンウェイは省力化のための実施。2カ所から上がってこないので人手が助かります。今夏はまた猛暑が予想されますが、浴槽のお湯張り(湯沸かし)、またコース散水を制限して水道等の光熱費を抑えます」と説明している。
今夏の7月中旬からはトップスタートを変更(早朝ゴルフは営業せずにトップスタートは平日7時、土・日祝日6時30分に)し、浴室も9月中旬まで平日に限りシャワーのみ。貯水ダム定期点検とコース内散水及び猛暑対策の為、今年も平日に限り、対象期間のみ浴槽の湯張りを一時中断する。雨水をコース内のダムに貯めてろ過して使っているそうで、夏場の水の使用量制限のためとしている。
最近はお米、光熱費に限らずコスト高が進む一方で、高齢化が進んでゴルファーが少なくなる懸念もあり、低料金を維持しながら営業を継続させる施策となっている。
通常営業日はゲストが平日6200円(昼食補助金付き)、土・日祝日1万1800円等(同)、FWの乗入れはメンバーが無料で、同伴・紹介500円、平日ビジター1000円。大阪から60分の中国自動車道・福崎IC経由10分、播但連絡道路・神崎南ICから5分。丘陵地コースだが高低差が少なく、第1打落下地点付近のFWの幅は平均60~70メートルとゆったりしているという。