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2025.06.28
2025/6/28 ゴルフ練習場等の年代別参加率・人口等、初と再開減少

スポーツ庁は先に発表した令和6年度「スポーツの参加状況等に関する世論調査」から今回は「ゴルフ(練習場・シミュレーションゴルフ)」の年代性別集計を紹介する。
令和6年11月調査における「ゴルフ(練習場・シミュレーションゴルフ)」の参加率は全体4・3%(男性7・3%=0・3P減、女性1・4%=0・1P減)で推定人口は403万人(令和6年10月時点の人口推計より推計)。男女別では男性341万人(4・4%減)、女性66万人(7・3%減)。ゴルフ練習場人口の女性比率は16・3%となり、コース女性比率14・9%より高い。

年代別の参加率と推定人口は、70代が5・6%(0・1P増)90万人(0・4%増)でトップ。60代は5・1%(0・6P減)、50代は4・5%(0・7P減)と続くがこの年代は人口減が目立つ。20代3・7%(0・3P増)はコースの2・9%より高い。18~19歳もコースより、率・人口とも多くなった。
男女別でも男性70代10・7%(0・5P増)と男性30代5・9%、20代5・3%で増加、女性では20代と18~19歳で増加した。初又は再開では女性20代と30代、60代、男性では30代以下の若者が目立ったが全体は25・4%減。その分、参加人口から初又は再開を差し引いた〝継続〟は、全体で2・4増の319万人となり男性70代や40代、女性の一部で増加した。
全体的に70代と若者が活発だが、40~60代の現役世代、ファミリー層が減少したのが特徴となっている。

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「ゴルフ特信」第7204号より一部抜粋

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