公益社団法人・緑の安全推進協会（東京都千代田区）は、２月１日に２０２４農薬年度（２０２３年10月～２０２４年９月）緑地・ゴルフ場分野での農薬出荷実績（報告28社）を発表した。
同期間の出荷数量は７９３９ton・klで前年比５・９％増（23年度は５・９％減）、金額は３３１億39百万円（３０４億69百万円）で前年比７・１％増（５・９％増）。

分野別出荷数量では「芝」が３・３％減の２４４５ton・kl（２・７％減）、「樹木」が５・１％増の３６６ton・kl（９・１％増）、「緑地」が11・０％増の４６２０ton・kl（７・６％減）。分野別出荷金額では「芝」０・７％減の２１７億15百万円（７・４％増）、「樹木」５・２％増の28億50百万円（０・８％減）、「緑地」34・９％増の85億74百万円（５・０％増）。
種別では殺虫剤は数量１・５％増（金額２・４％増）、殺菌剤は数量２・７％減（金額６・２％増）、除草剤は数量８・１％増（金額９・５％増）、植物成長調整剤は数量16・７％減（金額０・５％増）、その他（忌避剤、殺藻剤等）は数量17・５％増（金額24・８％増）となった。

芝に限ると殺虫剤は数量０・９％減（金額０・２％増）、殺菌剤は数量２・７％減（金額６・２％増）、除草剤は数量７・１％減（金額７・８％減）、植物成長調整剤は数量１・４％減（金額11・０％増）、その他（忌避剤、殺藻剤等）は数量21・９％増（金額30・７％増）となった。
数量に対して出荷金額の増額が続いている。

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「ゴルフ特信」第７１８５号より一部抜粋