2026.11.05
2026/11/5 リソルH27年3月期1Q、増収もコスト先行で減益
リゾート施設やゴルフ場、ホテル運営などを手掛けるリソルホールディングス㈱(大澤勝代表取締役社長、東京都新宿区)は8月6日に、2027年3月期第1四半期(2026年4月1日~6月30日)の連結決算を発表した。
同第1四半期累計期間の業績は、売上高が前年同期比3・6%増の79億37百万円、営業利益が同19・7%減の7億41百万円、経常利益が同22・5%減の6億79百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同21・3%減の6億36百万円となった。インバウンドの高水準な推移や新規ホテルの運営開始等により増収を確保したものの、開業費や変動賃料、仕入コスト・人件費などの増加が利益面を圧迫し、増収減益での着地となった。
各事業部門の動向を見ると、ホテル運営事業では、訪日客向け施策や付加価値サービスの強化により延べ宿泊数が堅調に推移し、新たに「後楽ガーデンホテル」の運営を開始したことで増収となったが、開業費や変動賃料等の増加が利益に影響した。滞在型貸別荘事業「リソルステイ」では中長期滞在やインバウンド向けに商品を拡充している。
ゴルフ運営事業は、コース・クラブハウスの上質化を継続。長引く梅雨の影響で業績は前年並みにとどまったが、クーラーカート導入等で夏季の予約は好調に推移した。「ゴルフ&ステイ」商品の強化に向けては「瀬戸内ゴルフリゾート」(広島県)第2期計画や「大熱海国際ゴルフクラブ」(静岡県)での「フェアウェイフロントヴィラ」開発準備を進めた。
リソルの森事業では、ゴルフ部門(真名カントリークラブ)の品質向上に加え、愛犬同伴型高級ヴィラ「Dear Wan Spa Garden」が高単価・高稼働を維持。好調な企業研修需要を受け、新研修施設「ハーモニーエリア」の開発準備も進めたが、コスト増が利益面に影響した。
ウェルビーイング事業は、差別化プランによる新規開拓や利用促進に伴う送客手数料増で好調に推移。中小企業向けの新サービス開発にも着手した。再生エネルギー事業ではリソルの森内で1・5メガワットの太陽光発電を運営したほか、新たなゴルフ場でのソーラーカーポート建設を検討。投資再生事業ではゴルフ場へのヴィラ建設などリゾート型再生に取り組んだ。
2027年3月期通期の連結業績予想は期初計画を据え置いた。同社グループでは引き続き、グループ価値基準「あなたのオフを、もっとスマイルに。」のもと、サービス品質の向上と適切な価格転嫁を進め、事業成長を図る方針としている。
