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2026.06.08
2026/6/8  スポーツ実施率低下、コース参加率ついに4・8%に

スポーツ庁は3月11日に令和7年度「スポーツの実施状況等に関する世論調査」の調査結果を発表した。同調査は全国の18歳から79歳の男女4万人を対象にWEBアンケート方式で実施された。
発表によると、20歳以上の週1日以上のスポーツ実施率は、51・7%となり、前年度から0・8ポイント(以下Pと略)減少した。年1日以上の実施率も75・6%(1・9P減)と低下傾向にある。一方、週2日以上かつ1回30分以上の運動を1年以上継続している「アクティブ層」は26・9%と横ばい。
週1日以上のスポーツ実施率は、男性55・0%、女性48・8%で男性より女性の実施率が低い状態が続き、かつ男女の差が拡大し、男女差は過去最大。また、男女差は、学生期~40代にかけて大きくなっている。年代別では、20代~50代の子育て・働き盛り世代で引き続き低い傾向にある。

1週間あたりの運動・スポーツ実施時間の中央値は、69・0分(男性90・0分、女性59・8分)。男女ともに70代以上が最も長く、次に学生、60代で、特に20代~50代女性の運動・スポーツ実施時間は1週間あたり30~40分程度と同世代の男性と比べても半分程度にとどまり顕著に短い。
都道府県別のスポーツ実施率3年平均(週1日以上)も発表しており、全体では東京都56・1%、福岡県54・9%、男女別では男性が大分県59・3%、福岡県59・1%等と九州や関東で高く、女性は奈良県54・8%、石川県54・3%、東京都54・2%と地方経済圏の周辺県も上位にあった。
この1年間に実施した種目では、「ウォーキング」がトップで、「階段昇降」、「トレーニング」、「ランニング」が続いた。「階段昇降」は階段を使用する等の条件が加わり前年5位から2位に浮上した。

ゴルフ関係の実施割合は、ゴルフ(コースでのラウンド、以下コースと略)が全体4・8%で前年の5・4%から0・6Pダウン、男性は8・4%で0・9Pダウン、女性は1・4%で0・2Pダウンした。ゴルフ(練習場・シミュレーションゴルフ、以下練習場等と略)は全体3・9%で前年の4・3%から0・4Pダウン、男性は6・5%で0・8Pダウン、女性は1・4%で前年と変わらなかった。本紙で総務省統計局の推定人口から計算すると、令和7年ゴルフ(コース)人口は449万人で6年の516万人に対して66・7万人減、12・9%減。ゴルフ(練習場等)は7年が365万人で57・1万人、13・5%の大幅減となる。各種目の実施割合が低下している結果だが、ゴルフ関係も相当の低下となった。
「初めて実施したまたは久しぶりに再開した運動・スポーツ」は55・4%が「ウォーキング」を実施、コースは2・2%で9番目に挙げられた。この実施率は上位10種目に入ったゴルフ(コース)などは性年代別で実施率が報告されており、詳しくは次号で紹介したい。
「今後始めてみたいスポーツ」ではコースは16番目の2・3%(男性2・9%、女性1・2%)で前年の2・9%(4・3%、1・5%)より低下、練習場等は2・0%(男性2・9%、女性1・2%)で前年の2・5%(3・5%、1・6%)より低下した。

ゴルフ参加率、人口を毎年発表している「レジャー白書」では昨年の2025年版がゴルフ(コース)が参加率5・0%(前年5・4%)、参加人口480万人(530万人)、練習場参加率4・6%(5・2%)、参加人口450万人(510万人)だった。
今回のスポーツ庁の世論調査では、ともに参加率が5%を割り込み、同種の調査が開始されて以降、最も少なくなった。ゴルフ人口の減少スピードが加速化しているなかで、業界全体、個別企業とも今後の戦略が試されることとなる。

関連記事:2024/7/23 コースでのゴルフ参加、5・5%で0・9Pダウン

「ゴルフ特信」第7343号より一部抜粋

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