2026.03.16
2026/3/16 訪日外客数11月まで累計で3906万5600人
日本政府観光局(JNTO)が発表した今年11月の訪日外客数は351万8000人(10月は389万6300人)で前年同月比では10・4%増(17・6%増)となり、11月までの累計では3906万5600人となり、年間で過去最高を記録した2024年の3687万148人をすでに上回った。
説明によると、11月は紅葉シーズンの後半となり、欧米豪・中東を中心に高い訪日需要が見られたこと等もあり、東アジアでは韓国、台湾、東南アジアではマレーシア、インドネシア、欧米豪では米国、カナダを中心に訪日外客数が増加したことが今月の押し上げ要因となった。
韓国や米国、台湾など19市場で11月として過去最高を記録し、11月までの累計では17市場で年間での過去最高を更新した。また、米国が初めて累計300万人を突破し、中国、韓国、台湾に次ぎ4市場目となる年間で300万人を超えた市場となった。
気になるのは中国市場の動向。11月は韓国の82万4500人(10・0%増)に次ぐ、56万2600人で前年同月比では3・0%増だった。1~11月累計では876万5800人(37・5%増)で、韓国の848万5300人(6・7%増)を追い越していた。ただし、高市首相の台湾有事をめぐる発言から中国政府は11月14日に自国民に対して日本への渡航を控えるよう呼び掛けて以降は、中国からの渡航や宿泊が大幅キャンセルされた報道があり、中国客向け土産店も閑散としている。
インバウンドのゴルフ客は韓国からが圧倒的に多く、次に台湾や中国などが多いことから、中国からの渡航減少はそれほどそれほど影響が少ないとみられるが、中国富裕層向けにゴルフプランを宣伝していた地域は影響が気になるところだ。
ちなみに、国内ゴルフ場のインバウンド客数の正確なデータは今のところとれていないが、最大手の1つのPGMでは全来場者の1%程度と言うことから、インバウンド客の増減が全体の動向まで影響するほど、国内のインバウンドゴルフの市場はまだ拡大していないようだ。
