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2025.11.21
2025/11/21 7月全国プレー料金指数、104・4Pで0・8%上昇

総務省統計局が発表した令和7年7月の全国消費者物価指数(2020年基準、CPI)は111・6ポイント(以下P、生鮮食品を除く総合指数)で前年同月比3・1%上昇(6月3・3%上昇)し、前月より0・2P低下したが8カ月連続3%以上の上昇(2%以上は40カ月連続)となり、21年4月以降52カ月連続の上昇となった。うるち米89・9%増、コーヒー豆44・4%増、おにぎり18・9%増、一方で高等学校授業料94・1%減など。エネルギー関係は電気代0・7%減などで0・3%の低下となった。

全国のゴルフプレー料金の令和7年7月全国指数は104・4Pで前年同月比で0・8%上昇となり7カ月連続の上昇となった。この指数は6月の114・4Pより季節要因もあり10・0Pの低下だったが、7月は2012年から指数100を下回ることが多かったものの2023年からは3年連続で100を上回っている。東京都区部の7月は100・1Pで0・6Pの低下となり、25カ月振りの低下となった。

またゴルフ練習場の7月全国指数は106・2Pで前年同月比2・7%上昇となり、今年4月の105・6Pを上回り過去最高。練習場は料金変動の少ない業種だったが、コロナ禍後に上昇し出し、2023年10月からは103を常に上回っている。東京都区部では107・5Pで前年同期比は5・0%上昇と7カ月連続での上昇となった。
一方、小売物価統計による主要都市部の7月のゴルフプレー料金最高額は東京都区部の1万3040円(前年同月比0・6%減)で最安は福島市の1533円。上昇率は26・4%増(2957円→3737円)の前橋市、下落率では22・1%減(8070円→6283円)の金沢市が目立つ。

7月の集計46都市のプレー料金単純平均は5407円で、前年同月の46都市5414円より、7円、0・1%の下落(3カ月振りの下落)となった。
7月の集計46都市の練習場料金単純平均は1788円で前年同月比51円、2・9%の上昇となった。最高額は東京都区部の3042円(前年同月比5・0%上昇)だった。

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「ゴルフ特信」第7267号より一部抜粋

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