2025.11.13
2025/11/13 ㈱平和、第1四半期はゴルフ事業牽引し大幅な増収増益
㈱平和(嶺井勝也代表取締役社長)は、8月8日に2026年3月期第1四半期(2025年4月1日~6月30日)の連結決算を発表した。同第1四半期の業績には、PJC Investments㈱(現・㈱アコーディア・ゴルフホールディングス)の全株式を取得したことにより、同社とその連結子会社17社の業績を反映。同期の売上高は702億49百万円で前年同期比97・4%増となった他、営業利益153億53百万円(同77・4%増)、経常利益133億71百万円(同53・2%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益81億80百万円(同45・3%増)と大幅な増収増益となった。
セグメント別では、ゴルフ事業が売上高618億35百万円(同129・2%増)、営業利益147億36百万円(同108・1%増)を記録した。前期に取得したアコーディア・ゴルフの業績を反映したことに加え、来場者数・顧客単価が堅調に推移し増収増益に寄与した。適正な価格施策によるレベニューマネジメントの強化や「Night Golf」営業の拡充、「Cool Cart」の導入拡大などを推進した。
一方、遊技機事業は売上高84億13百万円(同2・3%減)、営業利益13億84百万円(同39・1%減)と減収減益だった。パチスロ機の販売台数が増加したものの、パチンコ機の販売が減少したため、減収減益となっている。
財政状態は、総資産が1兆519億42百万円、純資産が2486億33百万円となり、自己資本比率は23・6%(前期末は23・2%)となった。
2026年3月期の通期連結業績予想については、売上高2959億円、営業利益580億円、経常利益478億円、親会社株主に帰属する当期純利益231億円とする2025年5月14日公表の数値を据え置いている。
