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2025.11.12
2025/11/12 リゾートトラスト、第1四半期は増収増益で好調維持

㈱リゾートトラスト(伏見有貴代表取締役社長執行役員、名古屋市中区)が2025年8月13日に発表した2026年3月期第1四半期(2025年4月1日~6月30日)の連結決算は、売上高が527億96百万円(前年同期比3・6%増)、営業利益が45億48百万円(同12・1%増)、経常利益が45億04百万円(同10・9%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は30億53百万円(同26・1%増)となり、増収増益となった。

セグメント別では、会員権事業が売上高128億65百万円(同9・3%減)、セグメント利益40億06百万円(同8・7%減)となった。2025年3月販売開始の「サンクチュアリコート金沢」に加え、6月には「サンクチュアリコート淡路島」の会員募集を開始し、契約は好調だったが、未開業ホテルのため不動産収益の大部分が繰り延べられたことや前年同期が好調だったことなどから減収減益となった。ホテルレストラン等事業は、売上高261億77百万円(同8・0%増)、セグメント利益9億06百万円(同2000・9%増)と大幅な増益を記録した。2024年10月に開業した「サンクチュアリコート琵琶湖」の稼働や、ホテルの運営管理費などの価格改定が増収に寄与し、人件費増を吸収した。メディカル事業は、売上高135億81百万円(同9・9%増)、セグメント利益18億22百万円(同0・6%増)と増収増益で、会員増に伴う年会費収入等が増加した。

2026年3月期の通期連結業績予想は、売上高2590億円(前期比3・9%増)、営業利益275億円(同4・3%増)、親会社株主に帰属する当期純利益190億円(同5・7%減)とする従来計画を据え置いた。売上高と営業利益、経常利益は過去最高を更新する見込みという。
なお、26年3月期の合計配当金は32円の予想で、前期の分割前62円よりも少ないが、同社は2025年4月1日を効力発生日として1株につき2株の割合で株式分割を行っでおり、実質的に配当を増やす方針だ。

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「ゴルフ特信」第7262号より一部抜粋

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