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2025.09.28
2025/9/28 GDO調査、ゴルファーの約8割が距離測定器を所有

㈱ゴルフダイジェスト・オンライン(GDO、石坂信也代表取締役社長、東京都品川区)は、ゴルフの距離測定器に関するWebアンケート調査の結果を明らかにした。
同調査は今年3月13日から19日にかけて、GDOクラブ会員(無料会員)44万4934人を対象にメールマガジンで協力を依頼し、4780人が回答したという。

それによると、〝距離測定器の所有率〟は全体の78・7%と約8割に近づいており、2022年72・9%、2023年76・3%と距離測定器の普及が年々広まっている。
〝スコア別〟では、70台以下(84・6%)、80台(90・7%)、90台(82・8%)と中上級者はほぼ所有している状況だが、100以上のアベレージゴルファーや初級者においても100台(67・1%)、110台(48・1%)、120台以上(36・4%)と「標準装備」化が進んでいる。
〝ラウンド頻度別〟でみると、週に2回以上(90・9%)、週に1回程度(88・7%)とコアゴルファーにとって距離計測器がほぼ必須アイテムになっているといえ、1カ月に1回程度(76・7%)や2カ月に1回程度(61・9%)のゴルファーでも距離計測器の所有率が高い。

ゴルフの腕前やゴルフ場への来場頻度にかかわらず、距離計測器の所有は高まっているが、〝使用による効果〟についての問いに対しては〝番手選びの迷いが減った〟88・3%(そう思う44・6%、ややそう思う43・7%)とほとんどのゴルファーが実感しており、〝ショットに自信が持てるようになった〟67・1%(24・3%、42・8%)や〝目測の精度が上がった〟60・9%(20・1%、40・8%)を含め、効果への満足度は高いようだ。
GDOではこれらの調査結果から、「キャディなしでラウンドするセルフプレーが主流となる中、距離測定器は『自分で判断してプレーするための必携ツール』として定着しつつあり、単なる測定機器ではなく、『プレーの不安を軽減するアイテム』としてゴルファーに受け入れらている」と、まとめている。

なお、その他の結果は、現在の距離測定器を選んだ理由で「価格が安かったから」(43・1%)、満足している理由で「操作が簡単だから」(62・4%)、距離測定器を持っていない理由で「カートナビについているため」(46・8%)との回答率が最も高かった。

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「ゴルフ特信」第7244号より一部抜粋

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