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天然芝練習場～与えられた環境を最大限に活かすには～
ザック・ニコルディス　中央支部ディレクター
〈2025年5月3日号〉

その日プレーするコースに対するゴルファーの評価は、１番ホールのティーグラウンドに立った時に初めて下されるわけではない。
天然芝の練習場を備えたコースでは、ゴルファーはそこで実際に球を打って先ず何らかの感触を得、その印象がコース全体のコンディションや、プレー体験そのものの評価に影響を与える。
しかし、ニーズに副った練習場の面積を十分に取れるゴルフコースは稀であり、結果として、コースコンディションのクオリティーに見合った練習場が確保できない場合が少なくない。
練習場では芝の密度が乏しかったり、凸凹が多かったり、雑多な芝種が混在していることが多い。
また、メンバーの期待に反して頻繁にクローズしているケースもある。
ゴルファーにとっては、しっかりと練習したい時にいつでも、ベストなコンディションで打てる環境が重要なのだ。

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