2025.04.30
2025/4/30 ABCGC(兵庫)県のSDGsゴールドステージ認証
ABCゴルフ倶楽部(18ホール、兵庫県加東市)は、1月10日に兵庫県の「ひょうご産業SDGs認証事業」において、認証区分の最高評価の「ゴールドステージ」認証を受け、22日に斎藤元彦県知事から記念盾が贈呈された。ゴールドステージは今回で10社認証となり、ゴルフ場からは初の認証となった。
朝日放送グループホールディングス㈱は22日にABCGCの環境課題に対する活動や取り組みについて、①朝日放送グループの進める「ABCグリーン宣言」の推進策として、2023年9月、脱炭素社会の実現に向け、場内一般駐車場の屋根に自家消費型太陽光発電パネルを設置したこと。稼働後のCO2削減量は年間42tCO(重油換算27kl)を見込み、発電量はゴルフ施設消費電力の約14%を賄う。
②2024年には敷地内の全照明をLED化完了、2025年には敷地内使用の電力を実質100%再生可能エネルギーに移行する目標を掲げている。③2021年からは、施設内での真空式温水ヒーターやヒートポンプ給湯機への機器取換えで、より環境負荷の少ないエネルギー使用を推進している。④場内で従来廃棄していた余剰芝を兵庫県内の幼児教育現場へ提供する活動も行い、提供先の保育園の園庭に芝生が張り巡らされ、園児の健全な育成に寄与。2024年10月には、芝生提供先の保育園児を招待し、場内開放、ゴルフ文化に触れて貰うイベントを開催。⑤ゴルフコースメンテナンスの一環として発生するアカマツなどの間伐材は、燃料として地元の「丹波立杭焼」の窯元に提供することで、資源を無駄なく再活用ができ循環社会の環境リサイクルに寄与し、地域の伝統文化の発展にも貢献している--とまとめた。
㈱ABCゴルフ倶楽部の岡村清司社長は〝ABCゴルフ倶楽部が目指すSDGsは、何か特別なことをするのではなく、日々の事業取り組みの中で「これってサステナブルだよね」や「こうすればよりサステナブルになるよね」といった事柄を拾い集めて実現させています。今後も、グローバルな社会課題の解決を目指す「SDGs」に真摯に向き合い、時代に即したゴルフ場のあり方やサービスを考え、取り組みを進めてまいります〟とコメントしている。
なお、同GCは2025年10月1日に開場40周年を迎えるにあたり、記念事業として補充会員募集を実施することも公表している。正会員の募集金額は税込み670万円(入会登録料220万円=税込み、入会保証金450万円)、募集口数は60口。縁故先行募集は2月1日から、一般募集は3月1日から12月30日で定員に達し次第終了としている。2月1日から12月30日までは会員権の名変を停止する。取扱代理店は住地ゴルフ(大阪)。