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2021.01.13
2021/1/13 国交省、マスク未着用のタクシー乗車を拒否可能と

GoToトラベルキャンペーンなどで移動先で新型コロナウイルス感染症を発症するケースも増えているようだが、国土交通省が東京都内のタクシー事業者から出ていたマスクを着用していない客の乗車を拒否できる運送約款を11月4日に認可したことがかった。
国交省では、〝タクシー乗車の際におけるマスクの着用は、エッセンシャル・サービスであるタクシー事業の安定的な事業の継続のため、ウィズコロナにおける新しいエチケットとして、ご理解・ご協力をお願いしているところです〟として、今般、都内の一部タクシー事業者から「[1]運転手がマスクを着用していない理由を丁寧に聞き取った上で、[2]病気など正当な理由がない場合に限り、マスクの着用をお願いすることを基本とし、[3]それでも正当な理由なく、マスクを着用しない者についてのみ乗車をお断りする内容」を運送約款に規定する申請があり、運転者のみならず次に乗車する利用者の感染防止対策に資するものとして認可したという。ただし、本約款の内容はマスク未着用者の乗車を一律にお断りするものではないとしている。
マスク着用や未着用の行き過ぎた〝自粛警察〟などは差別、偏見やSNSでの炎上などにも繋がる恐れもあり、規制するにしても留意してもらいたいところだ。

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※「ゴルフ特信」第6581号より一部抜粋

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