一季出版株式会社

2024.03.26
2024/3/26 沖縄北部にパワーバカンスな大自然体験テーマパーク

オリオン嵐山ゴルフ倶楽部(18ホール、沖縄県国頭郡今帰仁村)が昨年3月末でゴルフ場の営業を終了したが、同跡地を活用してテーマパークの整備を進めている㈱ジャパンエンターテイメント(加藤健史代表取締役、沖縄県名護市)が、そのテーマパークの概要を発表した。
11月27日に、USJ(大阪市)などの再生を成功させた㈱刀(森岡毅代表取締役CEO、大阪市)と刀が筆頭株主である㈱ジャパンエンターテイメントが、刀創業以来取り組んできた沖縄北部テーマパークプロジェクトについて、そのコンセプトとブランド名およびロゴを発表したもの。コンセプトは「Power Vacance!!(パワーバカンス)」で名称は「JUNGLIA (ジャングリア)」。

〝神秘と生命力に満ちた広大な世界自然遺産「やんばる」で、日常にありふれたヴァーチャルリアリティとは無縁の、その地にしかない本格・本物クオリティの体験を通して生まれる興奮は、大自然の持つエネルギーと呼応して、叫びたくなるほど気持ちの良い超興奮に増幅されます。その超興奮に、都会の喧騒から離れて大絶景をひとり占めする贅沢が重なると、経験したことのない解放感が人間の本能を貫き、人生最高に心が昂る、“Power Vacance!!” を体験いただけます。〟と表現。2025年の開業に向けて、その準備は順調に進捗していて、テーマパーク誕生の暁には、来場されるゲストの皆様に、都会では味わうことのできない、世界自然遺産の「やんばる」だからこそ得られる究極の興奮と贅沢をお届けするという。また、このJUNGLIAを起点にして、観光立国日本へ向けて日本経済活性化に貢献してまいりますと表明している。
マーケター、再生仕掛人として知られる森岡CEOは、テレビの番組で絶景を体験できる気球やジャングルで恐竜から逃げ回るサファリライドなどのアトラクションのほか、自然を独り占めできるスパ施設や夕日を眺めながら食事ができるレストランなどをプレゼンし、ジャングルや大自然の絶景を感じさせる場所で〝人生で一番、心が高ぶる体験を〟できるテーマパークと表現している。

開業時の面積は約60ヘクタールで、投資額は700億円規模とされ、2025年夏ごろの開業を目指している。
ちなみに、㈱刀では経営破綻した「グリーンピア三木」を〝大自然の冒険テーマパーク〟「ネスタリゾート神戸」(兵庫県三木市)として22年7月からサムティ社とともに前オーナーから引き継いで共同経営してきたが、好調により2023年10月16日付で経営および資本から退くことに合意したと発表している。

「ゴルフ特信」第7018号より一部抜粋

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