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2024.02.10
2024/2/10 9月訪日外客数、韓国から大幅増加しコロナ前に迫る

日本政府観光局(JNTO)は10月18日、9月の訪日外客数推計値について2019年同月比96・1%の218万4300人と発表、回復率では前月を大幅に上回り、新型コロナウイルス拡大前の実績に迫る勢いを見せたという。
シンガポールをはじめとした東南アジア、また米国やカナダなどを含む米州等において訪日外客数が増加したことが今月の回復率の押し上げ要因としている。ちなみに、国際線定期便に関しては、2023年夏ダイヤ時点でコロナ禍前の約6割まで運航便数が回復し、その後も東アジアを中心に増便・復便が続いているとしている。

地域別では、韓国が57万400人で19年同月比183・4%の大幅増となった他、メキシコ、中東地域、カナダ、シンガポール、インドネシア、米国の伸び率が高い。一方中国は60・2%減、ロシア58・9%減、英国40・1%減、タイ18・6%減など戻りが鈍い地域もあった。
全体の訪日客は1~9月で19年同期比28・8%減だが、韓国客は9月に大幅増加したことで1~9月では0・8%減まで回復し、コロナ前を上回ることが確実となった。
観光庁の訪日外国人消費動向調査によると、23年7~9月の訪日外国人旅行消費額は19年同期比17・7%増の1兆3904億円となり、過去最高となった。うち「ゴルフ場・スポーツ施設利用料」の購入者数は42人で購入比率は0・8%、うち韓国は14人で1・7%、台湾7人0・9%、米国5人0・4%、香港4人0・6%など。韓国客が増えたことで全体のゴルフ選択率も上昇した。2008年ごろは訪日客が1500万人程度だったが、韓国ツアー客が増加し韓国系資本に買収されるゴルフ場も相次いだ。東日本大震災前の訪日客ゴルフ場選択率は2・0%(観光庁の訪日外国人消費動向)あり、19年にあった年間3千万人の訪日客と震災前の韓国客率に戻ると、今後インバウンドゴルファーで50万人を見込める可能性が出てきている。

一方、9月の出国者数は100万4700人で19年同月の57・4%まで回復したが、戻りはスローペースだ。やはり、コロナや国際情勢への警戒感、それに円安もあって、出入国のバランスがインバウンド偏重となっている。

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「ゴルフ特信」第7002号より一部抜粋

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