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2023.04.28
2023/4/28 リソルHD第3四半期決算、経営環境も回復の兆し

リソルホールディングス㈱(大澤勝代表取締役社長、東京都新宿区)は先ごろ、2023年3月期第3四半期(4~12月)の決算短信(連結)を発表した。
同期間の売上高は前年同期比59・7%増の175億45百万円、営業利益は9億54百万円(前年同期は12億07百万円の損失)、経常利益は8億90百万円(10億71百万円の損失)、親会社株主に帰属する四半期純利益は5億08百万円(10億05百万円の損失)と第1四半期から増収増益を維持している。
経営成績に関する説明では、グループの取り巻く環境は回復の兆しが見えてきたと報告。ホテル運営事業では、全国旅行支援・インバウンド解禁に伴う販促企画に注力し、業績は順調に推移したとしている。

ゴルフ運営事業では、需要に合わせてプレー単価を変動させるシステムの導入により売上が向上し、全国旅行支援や観光需要の増加により宿泊施設付コースの来場者数も好調に推移したという。〝フェアウェイフロントヴィラ事業〟を拡大し、「瀬戸内ゴルフリゾート」のヴィラ宿泊プランの販売を開始。東急不動産から譲り受けた4ゴルフ場の開業準備を行ったとしている。
リソルの森(CCRC)事業では、ゴルフ部門において、プレー単価上昇と会員権販売の好調が売上向上へとつながり、また宿泊部門においては、アウトドアリゾート需要を見据えたグランピングエリアが高単価・高稼働率であったという。

再生エネルギー事業では、グループゴルフ場3カ所における自家消費型のソーラーカーポート事業に向けた準備と、福島新規太陽光発電設備建設計画の準備を進めた。
投資再生事業では、販売用不動産として旧ゴルフ場敷地内に開発した福島石川太陽光発電所第二設備の信託受益
権(40%)を売却したという。

以上の結果、同期間のセグメント別の経営成績は、ホテル運営事業は売上高が前年同期比96・3%増の54億19百万円(27億61百万円)で利益は9億40百万円の損失(前期14億02百万円の損失)、ゴルフ場運営事業売上は1・9%増の47億38百万円(46億49百万円)で利益は2・2%増の6億55百万円(6億41百万円)、リソルの森(CCRC)事業は20・2%増の28億58百万円で利益は86・0%増の3億11百万円、再生エネルギー事業は84・7%減の1億02百万円で利益は33・7%減の23百万円、投資再生事業は1万2665・3%増の39億52百万円で利益は15億09百万円となった。

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「ゴルフ特信」第6906号より一部抜粋

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