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2023.04.25
2023/4/25 1月の訪日外国人旅行者数、約150万人に増加

日本政府観光局(JNTO)は、2023年1月の訪日外国人旅行者数を149万7300人(推計値)と発表した。22年12月と比較して約10万人増加、前年同期との比較では8327・9%増の大幅増加となった。ただしコロナ禍前の2019年同期との比較では44・3%まだマイナスという。一方、1月の出国日本人数は44万3100人で前年同期との比較では490・9%増となったが、19年同期との比較では69・5%の減少と訪日客の回復よりやや遅れている状況だ。
1月はクリスマス休暇等により訪日旅行需要が高まる12月に比べ、欧米市場を中心に閑散期にあたるが、旧正月等の影響もあり、特に東アジア市場からの訪日が多かったことが12月より約10万人増加した要因という。

1月の国・地域別訪日外客数は韓国が58万5200人(19年同月比27・5%減)、台湾25万9300人(33・1%減)、香港15万1900人(1・6%減)、米国8万8100人(14・6%減)、タイ6万3400人(31・6%減)、豪州5万2600人(35・1%減)、ベトナム5万1500人(45・6%増)、中国3万1200人(95・9%減)となり、ベトナムではコロナ前よりも大幅増加、中国はまだ大幅減となっている。
ゴルフ客の比較的多い韓国や台湾が回復していることからゴルフ場へのインバウンド客も戻ってきている。

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「ゴルフ特信」第6905号より一部抜粋

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