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2023.03.31
2023/3/31 PGMグループ、順次ロッカーフィを別表示に移行

ゴルフ場運営大手のパシフィックゴルフマネージメント㈱(田中耕太郎代表取締役社長、東京都台東区東上野)は、ロッカーフィを別表示にしているグループゴルフ場が増えており、その進行状況とその理由を取材した。
同社広報によると、グループ147ゴルフ場のうち、ロッカーフィを別表示にしているグループゴルフ場は2月時点で24コースあり、4月より別表示とするゴルフ場は約30コース、5月より別表示とするゴルフ場は約70コースと、5月時点での総数は約120コースを予定しているという。ロッカーフィの平均は300円程度としている。

ロッカーフィを別表示にした理由については、「弊社では、新型コロナウイルス感染症に対する予防対策として、ロッカーでの滞在時間短縮のため、プレー時の服装でご入場いただくことを推奨しており、以前は多くのお客様がロッカーを使用していましたが、コロナ禍以降はロッカーを使用されないお客様が多くなっています。
上記の状況を鑑みて、ロッカーを使用されない方に対し、ロッカーフィ相当額の負担を減らすために、別表示といたしました」と説明している。

PGMの新型コロナウイルス感染症に関する予防対策(https://www.pacificgolf.co.jp/info/202004/)では、「お客様へのお願い」として、「ロッカーでの滞在時間短縮のため、プレー時の服装でご入場いただくようご協力ください」などと明記している。
ちなみに、グループゴルフ場でロッカーフィを別表示にするゴルフ場では例えば、アバイディングCGソサエティ(千葉県、5月1日よりビジター330円=税込み)、長太郎CC(同、5月1日よりビジター330円)、ムーンレイクGC市原コース(同、330円、ナイター・薄暮プレー4月1日以降、レギュラープレー5月1日以降)などとSNSなどで続々案内している。

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「ゴルフ特信」第6899号より一部抜粋

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