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2022.09.26
2022/9/26 景気ウォッチャー7月、1年振り現状〝良い〟判断なし

内閣府の『景気ウォッチャー調査』の令和4年7月調査が、8月8日に公表された。
同調査によると、北海道から沖縄までの全12地域で『現状判断』に回答したゴルフ関係者は6地域(6月6地域)計11人(9人)で、最高評価の〝良くなっている〟は0人(0人)、〝やや良くなっている〟は0人(0人)、〝変わらない〟は4人(6人)、〝やや悪くなっている〟は4人(1人)、〝悪くなっている〟は3人(2人)。〝良い〟の判断がなかったのは昨年8月(その時のDIは10・0)以来となる。独自に現状判断DIを算出すると、7月は27・3となり、前月の36・1に比べ8・8ポイント(以下、P)下落した。3カ月連続で下落しており、前月(令和4年6月)のDI差(10・8P下落)に近い落込みぶりだ。

7月は、新型コロナウイルス感染の第7波が全国的に広がっているのに加え、猛暑、戻り梅雨、物価高騰も相まってウォッチャーの判断理由の説明が厳しい。入場者の状況も、コロナや猛暑で高齢者がプレーを避けたり、第6波が過ぎて回復傾向をみせだした団体コンペのキャンセルも増えているようだ。このような中、明るい材料は「コロナでイベントが中止になりゴルフに来たという客が複数いる」(東海地域、支配人)くらいだが、現状判断は〝やや悪くなっている〟としている。
一方、『先行き判断』は6地域(6月6地域)計10人(11人)が回答。〝良くなる〟は0人(0人)、〝やや良くなる〟は3人(3人)、〝変わらない〟は1人(2人)、〝やや悪くなる〟3人(3人)、〝悪くなる〟は3人(3人)。これにより、先行きDIは37・5で前月の36・4から1・1P上昇している。

先行きについても、コロナや物価高騰などの不安要因によって悪くなる判断に傾いている。コロナについては、第7波が急速な感染スピードをみせているところから「新型コロナウイルスの感染状況が落ち着かないと、景気は良くならない」(中国地域、営業担当、やや悪くなる)と判断するウォッチャーがほとんど。ただ、これまでのコロナ禍で「ゴルフ業界は遠方への外出が控えられるのと反比例して伸びてきたので、今回の感染拡大のなかでも、同様の状況になることを想定している」(南関東地域、経営者、やや良くなる)との観測もある。
なお、業種全般の7月DI(原数値)は現状が43・5で前月比8・3P減少、先行きが42・6で同6・6P下落。

関連記事:2022/8/31 景気ウォッチャー6月、現状、先行き共下落しDI30台

※「ゴルフ特信」第6832号より一部抜粋

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