一季出版株式会社

2022.07.13
2022/7/13 全国判明分5月入場者、北海道及び中部以西で10%超増

北海道から九州地区にかけての全国判明分5月入場者状況が、各ゴルフ団体及びゴルフ業界サイトの調べで明らかになった。
北から順にみていくと、北海道(北海道ゴルフリポート調べ、109コース)は延べ入場者数42万2373人で前年同月比14・16%の増加、東北地区(東北ゴルフ連盟調べ、102コース)は39万5589人で0・89%の増加、首都圏等3都県(栃木県ゴルフ場協議会調べ102コース、東京都ゴルフ場支配人会調べ16コース、山梨県ゴルフ場支配人会調べ38コース=計156コース)は69万6267人で0・89%の増加、中部地区(中部ゴルフ連盟調べ、200コース)は101万7502人で11・33%の増加。関西地区(一社・関西ゴルフ連盟調べ、236コース)は120万2177人で12・82%の増加、中国地区(一財・中国ゴルフ連盟調べ、107コース)は47万1212人で14・99%の増加、四国地区(四国ゴルフ連盟調べ、58コース)は24万924人で15・00%の増加、九州地区(九州ゴルフ連盟調べ、191コース)は87万3240人で14・59%の増加となっている。

全体では、1159コースで531万9284人となり、前年同月(1164コース集計)に比べ50万6121人、10・52%増加している。
都道府県別(41都道府県)では、前年同月比増加が38都道府県でうち25府県が10%を超える伸び、前年同月比減少が宮城県と栃木県、沖縄県の計3県となっており、増加が圧倒的に多かった。

今年5月の概況は、東北地区や首都圏等では気温の低さなどが影響してか小幅な伸びにとどまっているが、北海道及び中部以西では10%を超える増加をみている。昨年の2020年5月は、新型コロナウイルス感染拡大に伴う緊急事態宣言発出、営業自粛を受けて大幅減少した前年(2019年)の反動増(29・11%増)となっていることから、これで2年連続の増加を記録している。
また、今年5月の各地区ゴルフ場入場者数はコロナ前の実績(2019年5月=北海道41万1788人、東北37万6778人、首都圏等67万6375人、中部94万2105人、関西112万8092人、中国42万9264人、四国22万2408人、九州80万6523人)よりも上回っており、コロナで減少した分を取り戻すだけでなく、コロナ禍でも密を避けられる屋外スポーツとして新たに参入するゴルファーがプラスアルファーになっているようだ。
なお、5月実績を含めた1~5月累計の全国判明分入場者は、1159コースで1893万6803人を数え、前年同期(1164コース集計)の1834万3866人に比べ59万2937人、率にして3・23%の増加。1~4月累計の前年同期比0・61%から2・62ポイント上昇している。

関連記事:2022/6/13 全国判明分の4月入場者、前年比4・34%の増加

※「ゴルフ特信」第6809号より一部抜粋

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