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2022.06.23
2022/6/23 20~30代ゴルフ女子は7割がプレー中におやつを補食

健康と暮らしに関する情報を発信する「マイライフニュース」を運営するヒューマン・データ・ラボラトリ㈱(さいたま市)は、【20代・30代ゴルフ女子1000人調査】として、〝ゴルフ中にお菓子を食べる人の7割以上が「もぐもぐタイム」に選ぶお菓子1位は「グミ」〟というユニークな調査結果を発表した。
調査も担当した広報担当者によると、5月28日の「ゴルフ記念日」(1994年にミズノが制定。ゴルフ場記念日と言われるのは1903年に神戸GCが開場した5月24日)にちなみ、ゴルフ人口が増えてきたことと、スループレーが増えてきてプレー中にお腹がすくので、「もぐもぐタイム」(補食)の実態解明を目的に「ゴルフとおやつ」に関するインターネットアンケート(4月11日~14日)を調査会社に依頼して実施したという。しかも20~30代ゴルフ女子(半年に1回程度ゴルフに行く等)で、約6割の人がコロナ禍を機にゴルフを始めたと貴重なデータにもなっている。ネットで結果も公開されている。

まず、20~30代女性のゴルフを始めた時期は、「~2年前」と回答した人が最も多く26・7%。「~1年前」20・4%と今年13・4%を合わせると、約6割(60・5%)の人が、新型コロナの流行後にゴルフを始めたと回答した。同社では「様々なスポーツが新型コロナの影響を受ける中、屋外の広大なコースでプレーするゴルフは感染リスクが比較的低いことから、コロナ禍を機にゴルフを始める人が増えたと推察されます」と解説している。ちなみに「~5年前」は24・3%、「それ以前」は15・2%で、回答人数は30代がやや多いとしていることから、若い女性はゴルフ歴5年以内が約85%を占めることになる。
〝ゴルフを始めたきっかけ〟では最も多かったのが「友人に誘われて」で約4割(43・8%)。続いて「仕事の付き合い」31・3%、「趣味づくりのため」30・2%、「家族に誘われて」25・2%という順になった。この結果から、〝ゴルフは、性別や年齢に関係なく、20代・30代女性においても、人と人とのコミュニケーションを円滑にするスポーツであることがうかがえます〟と解説した。

また〝ゴルフを始めてからご自身に起きた変化〟について尋ねた質問では、「趣味ができた」40・1%、「健康的になった」38・2%、「友達ができた」26・9%、「早寝・早起きするようになった」25・7%、「集中力があがった」23・3%と続いた。コミュニケーションを円滑にするゴルフを始めたことで、「友達ができた」と約3割の人が回答した他、約1割(9・0%)の人では「恋人ができた」との回答も見られましたという。「結婚ができた」は6・8%あった。
ゴルフのラウンド中にお菓子を食べることがあるかでは、「食べる」人は74・3%(「よく食べる」25・7%+「時々食べる」48・6%)と、7割超を占め、20代・30代ゴルフ女子の大半の人がラウンド中に「もぐもぐタイム」をとっている実態が浮き彫りになったと解説している。お菓子を食べたくなる理由は「気分転換」40・5%、「お口がさみしいとき」36・6%、「集中したいとき」20・1%。

ラウンド中に最もよく食べるお菓子は、1位「グミ」25・6%、2位「チョコレート」22・0%、3位「あめ」12・1%という結果。屋外かつ移動の多いスポーツであるゴルフでは、より手軽に食べられるお菓子が選ばれていることがわかった。また、1位の「グミ」を食べる人の割合は30代のほうが高く、特に30代後半は全世代で最多となったという。
スポーツ栄養の専門家に聞いた〝グミ〟の効用として、「果汁グミなど噛み応えがあり、腹持ちの良いものはゴルフと相性が良い」などとゴルフにグミが最適な理由も明らかになったという。
「もぐもぐタイム」は日本のカーリング女子チームが休憩の合間にイチゴやバナナ等を食べてお腹を満たしていたものだが、今回の回答はスループレーも少なくなって、より軽いおやつを回答した人が多いようだ。でも2019年全英女子オープンの渋野プロが食べていたおつまみ風のおやつは上位に挙がらなかったという。

いずれにしても、20~30代女性ゴルファーの約6割がコロナ禍を機にゴルフを始めたという分析結果。2年前にゴルフを始めた人が一番多いということは〝シブ子フィーバー〟の余波も残っていたとみられるが、今年はまだ半年が経過していないので、ゴルフ人気が継続しているとも考えられる。

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※「ゴルフ特信」第6802号より一部抜粋

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