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2022.05.24
2022/5/24 木曽カントリー㈱が運営する温泉ホテルがオープン

木曽CC(18ホール、長野県木曽郡木曽町)を経営する木曽カントリー㈱は、令和2年3月から営業を休止していた宿泊施設・ホテル木曽温泉の改修工事を進めてきたが4月21日に竣工式を行い、下旬から営業を始めることとなった。
同温泉はゴルフ場から車で約20分に位置し、元々は旧・三岳村が建設し、2005年に木曽町の指定管理施設に移った。しかし、指定管理者の運営会社が経営難となり、施設を閉鎖。同CCの母体会社で井口エネルギーやホテル、自動車学校をグループで経営する㈱井口(井口恒雄代表取締役会長、長野県諏訪郡下諏訪町)に話が持ち込まれ、昨年、町と施設譲渡契約を結び取得したという。

木曽カントリー㈱では同ホテルを改装し、併せて隣地を整備し、新分野事業としてグランピング・キャンプ場の運営を開始する計画で、事業再構築補助金として6000万円の補助を取り付けていた。その経緯は月刊ゴルフマネジメントの今年2月号で井口会長がインタビューに答えている。
地元新聞ではホテルの改修完了を写真入りで報じており、目玉施設はドーム型のテントが並ぶグランピング湯と紹介している。「グランピングONTAKE」としてドーム型のテントが7サイトあり、サウナテントも含まれる。大型テントに隣接することから、テントに宿泊しながらホテル並みの快適なサービスが受けられるという。
またホテル客室は従来の2部屋を1部屋に改修したプレミアルームにはひのき風呂を備える。車いすで宿泊できる設備が整ったユニバーサルルームを新設した。ドッグラン付きのペット同伴ルームや、犬専用のシャワールームもあるという。大浴場を全面改修し、混浴の露天風呂も新設したと紹介。日帰りの入浴客も受け入れるという。

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※「ゴルフ特信」第6789号より一部抜粋

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