一季出版株式会社

2022.05.12
2022/5/12 2月動態統計速報、降雪が影響し6カ月振りマイナス

経済産業省は先ごろ、「特定サービス産業動態統計」の2022年2月分の速報を発表した。
同月のゴルフ場(経済産業局所在の8都道府県のゴルフ場)の利用者数は49万3525人で、前年同月比8・6%の減少。売上高は46億18百万円で前年同月比5・9%の減少となった。利用者数、売上高とも2カ月連続の減少となっている。
2月の内訳をみると、利用料金収入は平日が4・3%の増加、土・日祝日は11・7%の大幅減少となった。曜日別での利用者数は、平日で会員4・6%減、非会員4・1%増、土・日祝日は会員21・8%減、非会員15・9%減となった。動態統計での2月の平均営業日数は16・0日で前年同月と比べ0・5日分の減少だが、平野部でも週末を中心に積雪が残り営業営業に影響した。食堂・売店(直営)収入は9・8%減、キャディフィは7・3%減となった。

2月の18ホール換算(営業ホール数は前年同期比2・1%減)は、利用者数5・4%減、売上高1・9%減。客単価(1人当たり利用額)は9357円で、土・日祝日の利用者数が減った割には高く、前年同月に比べ3・7%のアップとなっている。
また、ゴルフ練習場の2月は利用者数が土・日祝日に前年同月比7・2%減でトータルでは5・8%の減少、売上高は3・3%の減少となった。12月にコロナの規制が緩み、売上高で15カ月ぶり、利用者数は18カ月ぶりのマイナスとなったが1月に復調したことでゴルフ熱が戻った様相だったが、天候面が影響したようだ。
対個人サービスでは遊園地・テーマパークが130・9%増、ボウリング場1・8%増、パチンコホール2・0%減で、今年はまん延防止等重点措置にとどまったことでテーマパークは前年より大幅改善が続いているが、他は復調に時間がかかっている。

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※「ゴルフ特信」第6785号より一部抜粋

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