一季出版株式会社

2022.03.22
2022/3/22 コースでのゴルフ参加、6・2%で0・4P低下

スポーツ庁は2月25日に令和3年度「スポーツの実施状況等に関する世論調査」の調査結果を発表した。
同世論調査は、民間委託により令和3年11月10日から11月29日にかけて18~79歳の男女を対象にインターネット調査(人口構成比準拠で回答数2万件)で行った。
発表によると、週1日以上運動・スポーツする成人の割合は56・4%(2年度59・9%、元年度53・6%、30年度55・1%)。週3日以上のスポーツ実施率は30・4%(2年度30・9%、元年度27・0%、30年度27・8%)で前年は下回ったが目標の30%は維持した。
「この1年間に実施した種目について」の調査では、1位が「ウォーキング」で64・1%(男性64・0%、女性64・3%)となり、2年度の65・4%(男性65・3%、女性65・4%)に引き続き断然トップとなった。
2位は「体操」の15・2%(前年16・9%、3位)で3位の「トレーニング」14・4%(16・9%、2位)を逆転、以下4位「階段昇降」13・7%、5位「ランニング(ジョギング)・マラソン・駅伝」12・8%、6位「自転車(BMX含む)・サイクリング」11・8%までが2桁の実施率で、7位「エアロビクス・ヨガ・バレエ・ピラティス」6・6%と続き、8位に「ゴルフ(コースでのラウンド)」が全体6・2%(男性10・4%、女性1・9%)、9位に「ゴルフ(練習場・シミュレーションゴルフ)」が5・6%(男性9・2%、女性2・0%)で入った。

上位20位に入った種目で前年の実施率を上回ったのは4・2%(5・4%、2・9%)で10位に入った「登山・トレッキング・トレイルランニング・ロッククライミング」のみ。ゴルフは実施率の落ち込みが登山以外で少ない方で、コロナ下での健闘が光っている。
この1年間で初めて実施した運動・スポーツの1位は52・6%の「ウォーキング」となっており、コロナ禍で屋外の軽い運動が好まれたようだが、コロナ禍の2年目にあっても巣もごり傾向が強い。ゴルフ(コース)はその初・再開の運動・スポーツで10番目に多い2・5%を数えたが前年(2・7%)などと比べると男性70代や30代以外が低迷、女性は20代を筆頭に50代を除く世代で増加した。
実施率をもとに参加人口を推定すると、ゴルフ(コース)は590万人で前年比40万人減、率にして約6%減、練習場は533万人で約21万人、3・4%程度の減少となった。
昨年はプロゴルフ選手の活躍が目立ち、7~8月に東京五輪でゴルフ競技も開催されたが、このスポーツ庁の調査でもTV・インターネットでのスポーツ観戦ではゴルフは21・7%(男性28・9%、女性14・6%)で前年の17・7%から4Pアップし、プロ野球44・4%を筆頭し、高校野球、サッカー日本代表、マラソン・駅伝、大相撲、フィギュアスケート等と人気種目が続いた後の7番目となった。コロナ禍が一時落ち着いた影響もあり、全世代でのゴルフ実施率は低下したが、見るスポーツでも躍進するなど注目度が高いのは確かで、70代男性の再開が増えた他、ゴルフ人気の好循環が続くのか注目される。

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※「ゴルフ特信」第6768号より一部抜粋

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