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2022.01.18
2022/1/18 周防カントリークラブ(山口)来年2月末でゴルフ場を閉鎖

タカガワグループ(徳島市)の周防カントリークラブ(18ホール、山口県周南市)が来年2月末をもってゴルフ場を閉鎖することがわかった。ゴルフ場を売却し、跡地に太陽光発電施設が建設される予定と地元の新聞でも紹介された。
同CCは1977(昭和52)年に開場。2003(平成15)年に親会社のスポーツ振興とともに更生計画認可となり、ゴールドマン・サックス・グループ(GS)傘下から、その後アコーディア・ゴルフに移管した。そして2013(平成25)年11月に新設分割で新設する㈱周防カントリークラブの株式譲渡でタカガワグループ入りしていた。
同クラブでは会員に預託金返還を案内する方針。ゴルフ場では12月に入って知らされたとしており、驚いたようだ。予備校や医療・介護、ゴルフ場・ホテル等を経営するタカガワグループは一時ゴルフ場を9コースまで拡大したが、2018年12月にタカガワ新湯原CC(18ホール、岡山県真庭市)を閉鎖し、付帯施設の湯原温泉・森のホテルロシュフォールは運営を続けている。ゴルフ場は、これでグループ7コースに減少することになる。

ちなみに山口県ゴルフ協会では、12月9日付けでホームページを更新し、2023年度の競技日程のうち、2022年10月14日に開催予定の山口県アマチュアゴルフ選手権予選競技の会場の一つの周防CCが閉鎖されることに伴い、中須GC(18ホール、周南市)に会場を変更することになったと素早い対応をみせた。

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※「ゴルフ特信」第6744号より一部抜粋

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