一季出版株式会社

2022.01.14
2022/1/14 10月プレー料金、全国16カ月上昇、東京3カ月連続下落

総務省統計局が発表した令和3年10月の全国消費者物価指数(CPI、2020年基準)は99・9ポイント(以下P、生鮮食品を除く総合指数)で、前年同期比0・1%上昇、2カ月連続の上昇となった。前月に引き続き宿泊料や灯油などの上昇が目立った。
一方、全国のゴルフプレー料金(会員制ゴルフ場の平日ビジター料金=利用税含むGF)の10月の全国指数は110・0Pで、前年同月比は1・7%上昇し、これで16カ月続いての上昇となった。「東京都区部」の10月のプレー料金指数は118・3P(1万5402円)で前年同月比2・1%下落し、3カ月連続の下落となった。また東京都区部の11月速報値は118・3Pで前年同月比は1・4%下落し、4カ月連続の下落となっている。東京都区部は昨年8月に対前年比で20・2%増、9月は26・4%増と上昇が急であったためここにきて下落が続いている。

小売物価統計による主要都市部の10月のゴルフプレー料金でみると前記通り、東京都区部が1万5402円(2・1%下落)で最も高く、福島市が1518円(17・8%上昇)で低い。増減率では松山市が36・9%増(7400円→1万133円)と依然高く、宇都宮市が39・9%減(3033円→1824円)と低くなった。集計46都市では単純平均で5687円となり、前年の46都市での5557円と比べ2・3%の上昇となった。これで4カ月連続の上昇で、全国の料金指数同様に上昇が続く様相となっている。

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※「ゴルフ特信」第6742号より一部抜粋

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