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2021.11.11
2021/11/11 8月プレー料金、全国14カ月上昇、東京18カ月ぶり下落

総務省統計局が発表した令和3年8月の全国消費者物価指数(CPI、2020年基準)は99・8ポイント(以下P、生鮮食品を除く総合指数)で、前年同期と同水準となり、昨年8月から今年7月まで12カ月連続で続いた下落が小休止となった。
一方、全国のゴルフプレー料金(会員制ゴルフ場の平日ビジター料金=利用税含むGF)の8月の全国指数は98・5Pで、前年同月比は7月同様に2・8%上昇し、これで14カ月続いての上昇となった。「東京都区部」の8月のプレー料金指数は94・6P(1万2313円)で前年同月比0・1%下落し、18カ月振りとなる下落となった。また東京地区部の9月速報値は98・2Pで前年同月比は1・3%下落している。東京都区部は昨年8月に対前年比で20・2%増、9月は26・4%増と上昇が急であったため若干の揺り戻しとなったものだが一昨年に比べると当然の上昇となっている。

小売物価統計による主要都市部の8月のゴルフプレー料金でみると前記通り、東京都区部が1万2313円(0・1%下落)で最も高く、福島市が1518円(19・9%上昇)で低い。増減率では松山市が36・9%増(7400円→1万133円)と依然高く、静岡市が25・2%減(1万630円→7953円)と低くなった。集計46都市では本紙集計の単純平均で5286円となり、前年の46都市での5128円と比べ3・1%の上昇となった。これで2カ月連続の上昇で、全国の料金指数同様に上昇が続く様相となっている。

関連記事:2021/9/23 7月プレー料金指数/全国13カ月、東京17カ月上昇

※「ゴルフ特信」第6715号より一部抜粋

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