一季出版株式会社

2021.11.03
2021/11/3 関西地区の会員募集、2府5県72コースで実施

関西地区で現在募集しているゴルフ場を集計したところ、岡山県を含めた2府5県で72コースが募集中であることがわかった。
そのうち66コースが正会員ベースで、平均募集金額は120・8万円となり、昨年よりコース数が2コース減り、金額でも5・6万円、4・4%ダウンしている。

正会員ベースの種別ごとのコース数及び平均募集金額をみると、預託金制はコース数17コース(前年20コース)で平均募集金額236・1万円(241・4万円)、プレー会員権は43コース(42コース)で49・8万円(46・5万円)、終身・譲渡不可は4コース(4コース)で422・6万円(422・6万円)、株主会員は2コース(2コース)で62・5万円(62・5万円)。
個別の募集金額では、東急グランドオークGC(兵庫)の993万円(譲渡不可)が最高額となり、以下、東児が丘マリンヒルズGC(岡山)640万円(預託金制)、田辺CC(京都)630万円(終身)、関西CC(同)486万円(預託金制)、三木よかわCC(兵庫)486万円(同)などと続き、預託金制の募集が多い。一方低額は、PGMグループの三日月CC(兵庫)11万円(プレー会員権)、和歌山CC(和歌山)11万円(同)、笠岡CC(岡山)16・5万円(同)、滋賀GC(滋賀)16・5万円、岡山国際GC(岡山)19・8万円(同)などと続いた。50万円未満の募集では、山東CC(兵庫)の40万円募集が唯一譲渡不可となっており、あとはプレー会員権だった。
募集開始時期での正会員ベースの平均金額(募集終了コース含む)では、2021年以降が10コースで103・9万円、2020年が4コースで34・1万円、2019年が3コースで41・8万円、2018年が11コースで148・7万円、2017年が8コースで48・3万円、2016年以前が39コースで153・3万円。
 
府県別の募集状況では、滋賀県が7コースで47・9万円、京都府が8コースで177・1万円、奈良県が5コースで104・2万円、和歌山県が6コースで66・3万円、大阪府が8コースで90・6万円、兵庫県が25コースで140・1万円、岡山県が7コースで157・5万円となった。
正会員ベースの募集以外では、太平洋クラブが関西エリアでも2次募集とし来年3月末まで正会員346・5万円(全額入会金、税込)、コーポレート会員264万円、パーソナル会員209万円で実施している。信和グループでは、各ゴルフ場で30~85万円(全額預託金=会社解散時に返還)、共通会員権「シンワ倶楽部」30万円(同)の募集を実施していたが、昨年12月末をもって終了したとしている。

関連記事:2018/10/8  関西地区会員募集、2府5県81コースで実施

※「ゴルフ特信」第6711号より一部抜粋

過去のお知らせ一覧はこちら