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2021.07.11
2021/7/11 伊豆下田カントリークラブ(静岡)コーライ1グリーン営業に転換

横浜CC関連の伊豆下田カントリークラブ(18ホール、静岡県)は、運営の効率化を促進させるため2つの施策を講じたことを明らかにした。
1つはベントグリーンの廃止で、〝コース作業の効率化を促進するため、全ホールコーライグリーンによる1グリーン化〟するため5月中旬からベントグリーンの利用を停止する。併せて、コーライグリーン周りのバンカーを改修する計画で、横浜CC近代化改修に従事したクイン・トンプソン氏を起用する方針。同氏が手掛けたバンカー改修は横浜CCの他に廣野GC(兵庫)、太平洋C御殿場コース(静岡)、芥屋GC(福岡)での実績があるという。今年7月より改修工事を開始する予定だ。

2つ目の施策としては、今年4月から自律走行芝刈り機(無人芝刈り機)を導入した。説明では〝フェアウェイの刈込み頻度を上げて良好なコースコンディションの提供ならびに美観の向上を図ります。またコース管理委託先よりフェアウェイの刈込みは自社対応とすることで管理費用削減を促進いたします〟。
同芝刈り機はマミヤ・オーピー㈱のI-GINSを採用しており、同クラブでは「夕方から夜にかけて芝刈りを行い、今はゼブラカットの設定で、頻度を上げることでクオリティを上げています。導入コストは5年で回収できる試算」と話している。

ちなみに、コーライグリーンは「この地区では川奈ホテルなどコーライのコースもあります。グリーンのスピードがどこまで出せるかが課題ですが、刈り高やコンパクションを工夫しコーライグリーンの楽しさを引き出せるように管理していきます。ベントグリーンに比べ大幅に管理コスト及び作業が軽減されることになります」と話している。

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※「ゴルフ特信」第6665号より一部抜粋

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